日本の「金融再生」戦略―新たなシステムの構築をどうするか

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  • サイズ A5判/ページ数 291p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502646201
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C3033

出版社内容情報

日本の銀行システムや金融市場が直面している問題を整理したうえで、不良債権処理の先にある新しい金融システムに対するビジョンとスキームを明示する産官学の共同研究の成果。

内容説明

銀行システムや金融市場が直面している問題を徹底検証し、新たなビジョンとスキームを描く。

目次

第1部 金融市場におけるリスク配分と資源配分(リスク移転機能からみた日本の金融システム;金融システムと銀行)
第2部 規制の枠組みとインフラ整備(新しい金融制度・金融規制のあり方;金融取引の決済の安定と法制度―清算機関を通じた決済と倒産法;インデックス型投資信託と金融市場の効率性)
第3部 銀行の産業組織と産業・競争政策(銀行業における企業淘汰と経営の効率性:歴史的パースペクティブ;銀行統合と企業向け融資;シンポジウムを終えて)

著者等紹介

斉藤誠[サイトウマコト]
一橋大学大学院経済学研究科教授。金融審議会「金融の基本問題に関するスタディグループ」座長。1983年京都大学経済学部卒、1992年マサチューセッツ工科大学経済学Ph.D.取得、ブリティッシュ・コロンビア大学などを経て、2001年より現職
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