内容説明
公正価値と金融危機をキーワードに、会計理論研究の役割と可能性を示す。オムニバス形式により、3つの問題に対して12本のペーパーを収録。
目次
第1章 公正価値情報の有用性
第2章 財務会計の機能と金融危機
第3章 公正価値会計の拡大
第4章 金融危機と規制当局、基準設定主体の対応
第5章 会計規制の枠組み
第6章 金融危機・(公正価値)会計・自己資本比率規制:Another View
第7章 金融危機とグローバル会計規制
第8章 証券化会計と景気変動増幅効果
第9章 会計基準と金融規制
第10章 金融危機と金融商品会計基準
第11章 金融商品会計基準の論理的整合性
第12章 債券の保有目的区分の変更に関する実態分析
著者等紹介
大日方隆[オビナタタカシ]
1985年東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科進学。1990年横浜国立大学経営学部専任講師、助教授を経て、1994年東京大学より博士(経済学)の学位を取得。1998年東京大学大学院経済学研究科助教授、准教授を経て、2008年東京大学大学院経済学研究科教授となり、現在に至る。企業会計審議会専門委員(2000年~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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