内容説明
格差対策は本当に正しい方向へ進んでいるのか?日本型雇用システムが崩れゆく中、いま向き合うべき格差とは?非正社員をめぐる矛盾や問題を労使自治の観点から読みとく。
目次
第1編 日本型雇用システムと非正社員(非正社員とは何か?;非正社員の実相)
第2編 非正社員をめぐる立法の変遷(私的自治尊重の時代;消極的介入の時代;積極的介入の時代)
第3編 非正社員を理論的・政策的に考える(採用の自由はどこまで制約してよいのか?;法は契約内容にどこまで介入してよいのか?)
第4編 真の格差問題とは(消える非正社員)
ポスト日本型雇用システム時代の格差
著者等紹介
大内伸哉[オオウチシンヤ]
1963年生まれ。1995年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。現在、神戸大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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