内容説明
本書は、会計学を初めて学ぶ人たちのために、その内容をできるだけやさしく説明することを意図して書かれた本です。初めて会計学を学ぶ場合には簿記の勉強から始めるのが普通ですが、本書では、簿記の説明はほとんどしていません。簿記学習は他の本に譲り、会計学のいろいろな領域に目を向けました。つまり、財務会計や制度会計を体系的に説明するというよりも、税務会計、経営分析、原価計算、管理会計、監査など、会計学の広い分野について説明しています。
目次
第1章 会計とはなにか
第2章 基本的会計情報とは?
第3章 決算書の情報を分析するには?
第4章 税金はどのように計算するのか?
第5章 コストと会計情報とはどのように結びつくのか?
第6章 経営管理に会計情報をどう役立てるのか?
第7章 業績測定・評価に会計はどのように使われているのか?
第8章 財務諸表は本当か?
第9章 会計は職業とどう結びつくのか?
著者等紹介
小林哲夫[コバヤシテツオ]
神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。経営学博士(神戸大学)。神戸大学名誉教授。1999年より桃山学院大学経営学部教授
全在紋[チョンジェムン]
神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。1985年より桃山学院大学経営学部教授。ソウル大学経営学部招聘教授(2004年度)
朴大栄[パクテヨン]
神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。1990年より桃山学院大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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