マルチメディア通信工学

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マルチメディア通信工学

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  • サイズ A5判/ページ数 218p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784501535209
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3004

出版社内容情報

 「マルチメディア通信」なる語が使われるようになって20年近くになる。それまでの音声電話を中心とした通信から、ファクシミリや映像と言ったいわゆる「ニューメディア通信」が登場し、人間の直感に訴える分かり易い通信に期待が寄せられた。その後、光ファィバーの本格的導入、インターネットの普及、携帯電話の普及に伴って、音声や文字、映像を用いたいわゆるマルチメディア通信がオフィスだけでなく、個人や家庭においても使われるようになってきている。
 事実、日本におけるインターネットの普及率は平成13年3月末で37%を超え、現在三分の一以上の国民がインターネットを利用する状況になっている。この数値は今後益々高くなるものと思われ、マルチメディア通信はこれからの社会活動の必須の基盤となっている。
 しかし、このマルチメディア通信を構成しているシステムや技術について十分に理解している人は必ずしも多くないと思われる。そこで、本稿ではマルチメディア通信に興味を持つ人、これから携わろうと考えている人を対象に、これからの社会を支える技術であるマルチメディア通信技術についてその技術を基礎から平易に解説した。マルチメディア通信に関する技術は文字通り大変範囲が広く、そのすべてについて詳細には触れ得なかったが、マルチメディア技術への入門書として活用して頂ければ幸いに思います。
 なお、本書は前版の「画像通信工学」を大幅に増補、改訂したもので、理工学系大学における教科書としての利用にも配慮した。

平成14年5月
著者記す

第1章 緒論
1.1 マルチメディア通信とは
 1.2 マルチメディア通信の形態
 1.3 マルチメディアと画像
 参考文献
第2章 画像の扱い
 2.1 光の表現法
 2.2 色の表現法
 2.3 画像のディジタル化
 参考文献
第3章 テレビジョン
 3.1 テレビジョンの原理
 3.2 テレビジョンカメラ
 3.3 テレビジョン表示装置
 参考文献
第4章 画像の符号化
 4.1 画像符号化方式の概要
 4.2 予測符号化法
 4.3 変換符号化法の基礎
 4.4 直交変換符号化法
 4.5 ベクトル量子化法
 4.6 帯域分割符号化法とウェーブレット符号化法
 4.7 知的符号化
 参考文献
第5章 画像符号化の国際標準
 5.1 静止画像の符号化
 5.2 動画像の符号化
 参考文献
第6章 映像通信
 6.1 テレビ電話
 6.2 テレビ会議
 6.3 テレビジョン放送
 6.4 その他の放送方式
 6.5 映像監視
 参考文献
第7章 ビデオテックスとテレライティング
 7.1 ビデオテックス
 7.2 テレライティング
 参考文献
第8章 ファクシミリ
 8.1 ファクシミリの概要
 8.2 ファクシミリの原理
 8.3 ファクシミリの機器構成
 8.4 ファクシミリの伝送方式
 8.5 ファクシミリの符号化法
 8.6 ファクシミリの国際標準化
 8.7 ファクシミリサービス
 参考文献
第9章 音響通信
 9.1 音響の基礎
 9.2 音響の処理
 9.3 音響サービス
 9.4 音響通信の実現形態
 参考文献
第10章 データ通信とインターネット
 10.1 データ通信
 10.2 インターネット
 参考文献
第11章 モバイル通信
 11.1 モバイル通信の概要
 11.2 モバイル通信サービス
 11.3 その他のモバイル通信技術
 参考文献
第12章 情報通信とセキュリティ
 12.1 セキュリティの意義と種類
 12.2 認証技術
 12.3 暗号化技術
 12.4 情報秘匿技術
 12.5 セキュリティ技術の利用分野
 参考文献
さくいん

内容説明

マルチメディア通信を構成しているシステムや技術について十分に理解している人は、必ずしも多くないと思われる。そこで、本書ではマルチメディア通信に興味を持つ人、これから携わろうと考えている人を対象に、これからの社会活動を支える基本技術であるマルチメディア通信技術について、その基礎から応用までを平易に解説した。

目次

第1章 諸論
第2章 画像の扱い
第3章 テレビジョン
第4章 画像の符号化
第5章 画像符号化の国際標準
第6章 映像通信
第7章 ビデオテックスとテレライティング
第8章 ファクシミリ
第9章 音響通信
第10章 データ通信とインターネット
第11章 モバイル通信
第12章 情報通信とセキュリティ

著者等紹介

村上伸一[ムラカミシンイチ]
大阪大学大学院工学研究科電子工学専攻博士課程修了(1970)。工学博士(1970)。NTTヒューマンインタフェース研究所。東京電機大学工学部情報通信工学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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