たのしくできるPICロボット工作

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たのしくできるPICロボット工作

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784501323103
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C3053

出版社内容情報

 最先端の技術を駆使したロボットから単純な原理で動くロボットまで,さまざまなロボットが工夫されていますが,大雑把な言い方をすれば,ロボットとは,「いかに機械を自動的に制御するか」ということなので,どれもそんなに変わりはないのです。基礎さえしっかり理解できていれば同じようなもの,といえるのではないでしょうか。
 本書は,初めてロボット作りに挑戦しようと考えている人やロボット作りを通じてマイコンの使い方を学ぼうとしている人のために,安価で高性能なPIC(ピック)マイコンをロボットの中心に使い,黒い線上を自動で走るロボット(ライントレースロボット),さらに,ライントレースをしながら楽しい動作をするロボット(パフォーマンスロボット)について,やさしく解説しながら工作とプログラミングを同時に進められるよう配慮して章を構成しました。
 第1章は,本書で使用するPICマイコン(PIC16F84A)の概要と必要な道具について基本的な事項を取り上げ,やさしく解説しています。
 第2章は,初めての電子工作としてPICメインボードを取り上げ,工作の基礎から使用する部品や回路についてわかりやすく解説しています。
 第3章は,入出力ボードの工作とプログラミングについて解説しています。特に,プログラムは初めてなので,多くの例題と課題を用意しました。
 第4章は,センサボードの工作とプログラムについて解説しています。センサは赤外線センサを2個使用していますので,工夫次第でさまざまなところに応用できます。
 第5章は,駆動ボードの工作とプログラムについて解説しています。駆動ボードには,DCモータやリレーを同時に4個制御できる能力を持たせてあります。また,ステッピングモータなら1個制御できるよう工夫してあります。
 第6章は,DCモータとステッピングモータの制御プログラムについて,詳しく解説しています。
 第7章は,ライントレースロボットの工夫とプログラムについて解説しています。ライントレースロボットは,第2章から第5章までの工夫のまとめとなるもので,形や大きさ等を自由に工夫して,楽しいロボットに仕上げてください。
 第8章は,割り込み処理のプログラムについて解説しています。割り込み処理はコンピュータの最も得意とするもので,次章のパフォーマンスロボットをはじめさまざまな場面で利用されているプログラミングテクニックです。
 第9章は,パフォーマンスロボットの工作とプログラムについて解説しています。本書にこだわらず,創造性豊かな楽しいロボットを作ってください。
 第10章は,PICマイコンのプログラム開発にとても便利なソフト(MPLAB)の使い方についてやさしく解説しています。
 最後に,本書執筆の機会を与えてくださった浅川先生,ならびに,出版するにあたり多大なご尽力をいただいた東京電機大学出版局の植村八潮氏,石沢岳彦氏に深く感謝いたします。
2003年10月
青木正彦

1 PICって何だろう
 1・1 PICとは
 1・2 PIC16F84Aの外観
 1・3 PIC16F84Aの内部構成
 1・4 PIC16F84Aの命令
 1・5 PICを使うために
2 PICメインボードを作ろう
 2・1 PICメインボードについて
 2・2 電源回路について
 2・3 リセット回路について
 2・4 クロック回路について
 2・5 工作をしよう
 2・6 簡単な動作チェックをしよう
3 入出力ボードを作ろう
 3・1 入出力ボードについて
 3・2 入力回路について
 3・3 出力回路について
 3・4 工作と動作のチェック
 3・5 プログラムで動かそう
4 センサボードを作ろう
 4・1 センサボードについて
 4・2 赤外線センサについて
 4・3 工作と動作のチェック
 4・4 プログラムで動かそう
5 駆動ボードを作ろう
 5・1 駆動ボードについて
 5・2 工作と動作のチェック
 5・3 プログラムで動かそう
6 駆動ボードでいろいろな制御をしよう
 6・1 DCモータの速度制限をしよう
 6・2 ステッピングモータの速度制御をしよう
7 ライントレースロボットについて
 7・1 ライントレースロボットについて
 7・2 工作と動作のチェック
 7・3 プログラムで動かそう
8 割り込み処理をしてみよう
 8・1 割り込み処理について
 8・2 プログラムで動かそう
9 パフォーマンスロボットにチャレンジ
 9・1 パフォーマンスロボットについて
 9・2 工作と動作のチェック
 9・3 プログラムで動かそう
10 プログラム開発ソフトの使い方
 10・1 MPLABのインストールと設定
 10・2 アセンブルの方法
 10・3 シミュレータの使い方
 10・4 プログラムの書き込み方法
付録 プリント基板の作り方
 付録1 用意するもの
 付録2 工作とチェック
課題の解答
部品の入手先
参考文献
索引

内容説明

本書は、初めてロボット作りに挑戦しようと考えている人やロボット作りを通してマイコンの使い方を学ぼうとしている人のために、安価で高性能なPIC(ピック)マイコンをロボットの中心に使い、黒い線上を自動で走るロボット(ライントレースロボット)、さらに、ライントレースをしながら楽しい動作をするロボット(パフォーマンスロボット)について、やさしく解説しながら工作とプログラミングを同時に進められるように配慮して章を構成しました。

目次

1 PICって何だろう
2 PICメインボードを作ろう
3 入出力ボードを作ろう
4 センサボードを作ろう
5 駆動ボードを作ろう
6 駆動ボードでいろいろな制御をしよう
7 ライントレースロボットを作ろう
8 割り込み処理をしてみよう
9 パフォーマンスロボットにチャレンジ
10 プログラム開発ソフトの使い方
付録 プリント基板の作り方

著者等紹介

浅川毅[アサカワタケシ]
東海大学工学部電子工学科卒業(1984年)。東京都立大学大学院工学研究科博士課程修了(2001年)。博士(工学)。東京都立六郷工科高等学校開設準備室、東海大学電子情報学部講師(非常勤)、東京都立大学大学院工学研究科客員研究員、第一種情報処理技術者

青木正彦[アオキマサヒコ]
東京電機大学工学部電気工学科卒業(1979年)。東京都立町田工業高等学校総合情報科教諭
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。