内容説明
第一次大戦で戦闘機という機種が出現すると、空中戦で5機以上を撃墜した者をエースと呼ぶ風習が生まれた。日本海軍にはこのエースという呼称で公式に個人を表彰する仕組みはなかったが、昭和20年の太平洋戦争の終結までの間にその条件を満たす多くの戦闘機搭乗員が戦いの空で活躍した。日本海軍戦闘機隊のエース161人の戦歴を列伝形式で紹介する。
目次
日本海軍戦闘機隊エース列伝(日本海軍戦闘機隊のエースたち;エース列伝;日本海軍戦闘機隊エース一覧)
巻末資料(日本海軍戦闘機隊の搭乗員とその養成について;飛行学生;操縦練習生&丙種飛行予科練習生;乙種飛行予科練習生;甲種飛行予科練習生;航空予備学生/飛行予備学生)
著者等紹介
秦郁彦[ハタイクヒコ]
昭和7年(1932年)、山口県に生まれる。昭和31年、東京大学法学部卒業。ハーバード、コロンビア大学留学を経て、防衛研修所教官、大蔵省財政史室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学、千葉大学各教授を経て、日本大学法学部教授。法学博士。平成5年、菊池寛賞受賞
伊沢保穂[イザワヤスホ]
昭和18年(1943年)、東京生まれ。昭和45年、東京大学医学部卒。昭和61年、東京三鷹に眼科を開業、平成22年、吉祥寺へ移転、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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