日本海軍戦闘機隊―戦歴と航空隊史話

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  • サイズ A4判/ページ数 296p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784499230261
  • NDC分類 397.8
  • Cコード C0076

内容説明

日本海軍に戦闘機隊が生まれたのは第一次世界大戦後の大正10年(1921年)のこと。それから11年を経た昭和7年(1932年)の上海事変で戦いの幕が開け、昭和20年(1945年)8月15日の太平洋戦争の終結とともにその歴史は終わりました。本書は日本海軍戦闘機隊のはじまりから終焉までを、主に戦史を軸として写真、図版で記述するものです。第1部では時期ごと、戦域ごとに章を構成し、戦いの推移と特記事項を紹介。第2部では空母飛行機隊や基地航空隊など全実戦部隊の部隊史を掲載。また、これまでにあまり体系的に伝えられてこなかった日本海軍独自の「水上戦闘機隊」の活躍も併せて収録しました。零戦、雷電、紫電改、月光をはじめとする各部隊の装備戦闘機のカラー塗装図130点以上も掲載。

目次

第1部 日本海軍戦闘機隊戦史(海軍航空の発祥;日華事変;太平洋戦争の開戦;東部太平洋の戦い;南東方面での激闘;南東方面での敗勢;ラバウル航空隊;南西方面での敢闘と中部太平洋の苦闘;インド洋、中国からマリアナまで;比島決戦;日本本土の戦い)
第2部 日本海軍戦闘機隊部隊史(空母飛行機隊;基地航空隊;番号冠称航空隊;特設飛行隊)
巻末資料

著者等紹介

秦郁彦[ハタイクヒコ]
昭和7年(1932年)、山口県に生まれる。昭和31年、東京大学法学部卒業。ハーバード、コロンビア大学留学を経て、防衛研修所教官、大蔵省財政史室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学、千葉大学、日本大学法学部各教授を経て現在、日本大学法学部講師。法学博士。平成5年、菊池寛賞受賞

伊沢保穂[イザワヤスホ]
昭和18年(1943年)、東京生まれ。昭和45年、東京大学医学部卒。昭和61年、東京三鷹に眼科を開業。日本陸海軍航空部隊を部隊単位、個人単位にまで落としこんで研究する手法を確立した第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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