内容説明
レノボ、ハイアール、中国石油。中国企業はいかにして世界を狙うのか?2000年以降、急増を続ける中国企業の対外直接投資。さまざまな業種・企業の多国籍化事例を5つのパターンに分けて分析し、それらを取り巻く環境を統計データから読み解きながら、その戦略と実状に迫る。
目次
第1章 中国発・多国籍企業
第2章 中国企業の対外M&A
第3章 CNPCとSinopec―中国石油メジャーの海外戦略
第4章 華為技術(ファーウェイ)と聯想集団(レノボ)―多国籍化における2つのプロセス
第5章 海爾集団(ハイアール)の日本市場戦略
第6章 徳信、展訊、中星微電子―中国発ITベンチャーの成長と曲折
第7章 奇瑞と吉利―中国系自動車メーカーの海外展開
第8章 中国アパレル企業の海外進出―カンボジア進出を中心に
第9章 尚徳電力(サンテック)の日本進出―太陽電池産業の現状
著者等紹介
丸川知雄[マルカワトモオ]
東京大学社会科学研究所教授。東京大学経済学部卒業
中川涼司[ナカガワリョウジ]
立命館大学国際関係学部教授。大阪市立大学大学院経営学研究科博士課程後期単位取得。博士(国際関係学)
郭四志[カクシシ]
帝京大学経済学部専任講師。日本エネルギー経済研究所研究主幹。法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)
今井健一[イマイケンイチ]
アジア経済研究所地域研究センター東アジア研究グループ長。東京大学経済学部経済学科卒業
辻美代[ツジミヨ]
流通科学大学商学部教授。大阪市立大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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