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内容説明
コールド・リーディング、心理テスト、占い、血液型性格判断;筆跡診断、NLP、スピリッチュアル・カウンセリング。非科学的なニセ心理学の功罪を気鋭の社会心理学者がここに立証する。
目次
第1章 ニセ心理学とは(血液型性格判断;コールド・リーディング;筆跡診断;心理テスト)
第2章 ニセ心理学を読み解くキーワード(バーナム効果;因果関係の誤り;認知バイアス)
第3章 心理的な知識・技術の使用(科学としての心理学;性格の心理学;科学的?それとも非科学的?;筆跡学と筆跡診断―その科学性)
第4章 ニセ心理学にだまされないために(目を養おう;科学的な思考法を身につけよう;擬似科学、ニセ心理学を批評する書籍やサイトの紹介)
著者等紹介
古澤照幸[フルサワテルユキ]
1958年生まれ(東京都)。東京都立大学人文科学研究科博士課程単位取得。(財)電気通信政策総合研究所、(学)産業能率大学を経て、現在、埼玉学園大学人間学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
futabakouji2
7
これは参考文献もいっぱいあり、どうやってだまされるのかも書かれている。トンデモ思考に陥る危険を回避できる本だ。2019/09/02
山田浩司
0
血液型別性格診断、心理テスト等、科学的根拠に基づかない似非心理学について、 バーナム効果やコールドリーディング、実験者効果等、発生の要因や用いられる技術などを含めて説明している。 また、多少ではあるが学問としての心理学についても触れられている。 話のネタとしては似非心理学も楽しいものだが、だまされないようには注意が必要だろう。2023/04/08
クロッチ
0
ニセ心理学が蔓延させている責任の多くはメディアにある。視聴率稼ぎの番組がどれだけ多いか。自分で取捨選択できる知恵を身につけないとリスクが大きくなる。いまこそリスク管理の重要さが叫ばれる時だと感じる(そういう番組は視聴率が稼げないからほとんど取り上げられないけどね)。2020/03/30
しゃむ・しゃむ
0
心理テスト、血液学診断、筆跡診断など巷に溢れるエセ心理学を斬る本。コールドリーディングについて知りたかったので読んでみた。端的にわかりやすく、手法の紹介や再検証の結果などが書かれてある。まあ、心理テストがいい加減でも別にいいけど、こういうのを雇用試験に使われたりすると困ることも起こってくるんだろうな。2018/12/31
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