異文化としてのイスラーム―社会人類学的視点から

異文化としてのイスラーム―社会人類学的視点から

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  • サイズ A5判/ページ数 368p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784495854317
  • NDC分類 167
  • Cコード C3039

目次

第1部 序論(自文化としての異文化―「異文化理解」をめぐる覚書)
第2部 社会人類学的イスラーム考察にむけて(イスラームにおける「祖型」とその反復;石の墓標と聖者の廟;イスラームの聖者信仰―エジプトの事例を中心に;イスラームにおける「現世利益」―交換論的視点から;民衆イスラーム論の可能性)
第3部 近代エジプトにおけるムスリム諸勢力の理解のために(エジプト人ムスリムの宗教生活;いかにしてイスラーム的知を獲得するのか―四つのムスリム類型;アッラーと人々とのあいだに―スーフィズムの近代;あご鬚とヴェール―衣裳からみた原理主義運動)
第4部 「われわれ」にとってのイスラーム(アッラー、神、アラーの神―日本語によるイスラームの理解をめぐって)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BsBs

1
イスラーム文化の基礎を学ぶために読んだ。言葉は難しく、また文献もすでに古いが、背景知識を最初に解説し、章ごとの議論の概要を最初にまとめておくなど、丁寧な運び方で今読んでも入門書たりうる。イスラームは日本的多神教文化から最もかけ離れた異世界だと思っていたが、実際には民衆レベルではアジア的多神教の要素とキリスト教的一神教の要素が高度に混ざって洗練された文化であった。面白い。2016/07/26

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