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「競合店に負けない店長」がしているシンプルな習慣

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784495521110
  • NDC分類 673
  • Cコード C2034

出版社内容情報

出店をしたものの、好調なのは最初だけ。多くの小さな小売店の多くは、継続した売上獲得に苦しんでいます。そういう店は、人材育成にも苦戦し、アルバイト募集にも苦労しています。そして、商圏内にライバル店がオープンするとお客様を奪われ、ついには閉店へと・・・・

しかし、そんな厳しい世の中でも従業員が活き活きとして働き、その従業員がファンを作り、ファンとなったとお客様が何度も来店される。売上獲得にも従業員獲得にも全然困っていない好調なお店があります。
そんなお店に共通するのは、優秀な店長の存在です。
売上や人材育成に苦しんでいる店でも、ひとたびそんな優秀な店長が着任すると、人が育ち、お客様が何度も何度も来て下さるような店になるのです。

もちろん、そんなことはわかっている!そんな優秀な店長を次々と育てていく方法があるのならば苦労はしない!それが、経営者やマネジャーの皆さんの本音でしょう。

でも、よく見て下さい。そんな優秀な店長達をじっくりとみていると、ある共通したシンプルな習慣があることがわかるのです。それが「本気で相手の立場に立つ」ということです。

「相手の立場に立って考えよう」とは昔か言われている極々当たり前の大切な心構えです。
しかし、これは言われるほど簡単なことではないことは、意識してみるとすぐにわかります。ほんのチョットしたことで、すぐに会社の立場、自分の立場に戻ってしまうのです。

ところが「競合店に負けない店長」は、この相手の立場に立つという基本に極々シンプルに徹底的に本気で取り組んでいるのです。それは、従業員に伝わり、お客様に伝わり、その結果、何度も何度も来店して下さる常連客となっていくのです。

本書には、そんな本気で相手の立場に立つ店長達がしているシンプルな習慣に着目し、店長達が何にこだわり何に気をつけどういう習慣を持って日々仕事に取り組んでいるのかを、事例と解説をふんだんに使ってご紹介しています。

この本を読んで、お客様・従業員の立場に本気で立つ方法を身につけ、たくさんのファンを育て行きましょう。

目次
1章 店長としての喜びとは
2章 売上を伸ばす店長の特徴
3章 「また来たくなる店」はこんな店
4章 売上を上げたければ「相手軸」に立とう
5章 お客様を常連化させるのは「お客様軸に立つ3つの習慣」
6章 店を活性化させる「スタッフ軸に立つ3つの習慣」
7章 「相手軸チーム」を作ろう
8章 これからの「売れる店づくり」はこうする

著者メッセージ

私がこの本を書くキッカケになったのは、ある惣菜チェーン店で同じような立地条件なのに他店舗平均の2倍も売る店の存在を知ったことに端を発します。

このチェーンに転職する前。私は世界最大のハンバーガーレストランチェーン「マクドナルド」の日本法人で、全国の出店戦略構築と新規物件の売上予測を行うシステムを担当していました。そんな私が、請われて転職した先が、世界最大のとんかつチェーン「とんかつ新宿さぼてん」でした。入社した私は、全国450店舗の立地を調査し、新店舗を作る際の売上予測モデルを作ろうとしていました。そんな時に出会ったのがこのお店。神奈川県のあるローカル駅の駅ビルデパ地下にあるこの「さぼてん」は他の店舗を圧倒する約2倍の売上を上げていたのです。

売上予測の専門家であった私は、既存のデータで予測した結果から大きくはずれるこの店に大いに興味を持ち、以降7年間、ことある毎に店舗を訪問し店長から話を伺いました。
そして、何故この店の店長がそんなに高い売上を上げられるのかについてひとつの仮説を出しました。それが「本気で相手の立場に立つ店長の存在」でした。相手の立場の相手とは「お客様」であり「従業員」です。
競合店に負けずに売上を上げ続けることの出来る店長は、間違いなくこの相手の立場に「本気で立っている」「立ちきっている」のです。私はそのことを裏付けるために、以降多くの事例を集めてきました。

本書では、一見、意識すれば出来る様に思える「相手の立場に立つ」と言うことが実はとても難しいんだと言うことを、理解して頂き、その上でどうやったら「本気で相手の立場に立てる」のかについて事例を元に解説しています。

本書で、お客様の立場、従業員の立場に本気で立って、たくさんのファンを掴むことの出来る店を築き上げることが出来る、そういう店長が一人でも多く生まれる事を心から願っています。


著者略歴
1958年3月大阪生まれ。1980年日本マクドナルド(株)入社。店舗運営の現場と出店戦略に関わること25年。2005年4月とんかつ新宿さぼてんを運営する(株)グリーンハウスフーズに入社。すぐに経営情報室を立ち上げ、経営情報の可視化、出店戦略システムの構築、さらにエリアマーケティングとフィールドマーケティングを併用した店長教育システムを導入し大きな成果を上げた。2012年7月株式会社PEOPLE&PLACEを設立。代表取締役に就任。マクドナルドとさぼてんで確立した独自のノウハウを駆使し、売上向上・人材育成などの成果を上げ、小売及び外食企業の成長に貢献している。
第7回週末起業家大賞受賞。経営コンサルタント。セミナー講師。
財団法人 生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ

内容説明

“競合店に負けない店”には、「本気で相手(お客様、従業員)の立場に立つことができる店長」がいる。相手視点で見る、相手軸思考を持つ―「本気で相手の立場に立つ」ことができる店長だけが、売上げを大きく伸ばすことができる。

目次

1章 店長としての「喜び」とは
2章 売上げを伸ばす店長の特徴
3章 「また来たくなる店」はこんな店
4章 売上げを上げたければ「相手軸」に立とう
5章 お客様を常連化させるのは「お客様軸に立つ3つの習慣」
6章 店を活性化させる「スタッフ軸に立つ3つの習慣」
7章 「相手軸に立つチーム」を作ろう
8章 これからの「売れる店づくり」はこうする

著者等紹介

松下雅憲[マツシタマサノリ]
1958年大阪生まれ。1980年、日本マクドナルド(株)入社。店舗運営の現場と出店戦略に関わること25年。その後、2005年、とんかつ新宿さぼてんを運営する(株)グリーンハウスフーズに入社。すぐに経営情報室を立ち上げ、大きな成果を上げる。2012年7月、(株)PEOPLE & PLACEを設立。代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

烟々羅

13
9月22日に新宿紀伊國屋でまとめて購入して、10月に暇をみて読んでいた店長本もう一冊。「『この店、なんかいいね!』と……」(都章)と並行して読んでいた。マクドナルドから転身して、新宿さぼてん(豚カツなど揚げ物の店)を盛り上げたひとだ。 相手目線、相手目線。極めたと誇ったらすっと逃げてしまう、傾聴の姿勢。 都さんが情によって「自分と波長のあうお客様を集める店主」ならば、松下さんは理性によって「どんなお客様にも合わせられる店をつくるエリアマネージャ」。わたしの立ち位置はこちらであるべき。 だが難しいのもこちら2014/10/26

二階堂聖

2
近隣の競合店に負けていない店には、本気でお客様の立場に立っている店長がいる、相手軸に立つことが売上アップのキーワードという本。 『アルバイトの応募理由に「店長」「スタッフの雰囲気」が入るようにしよう(P175)』2016/09/14

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