出版社内容情報
おしょうがつなのに朝ねぼうしているけんちゃんの前に、ししまいがあらわれたよ。でも、けんちゃんまだねむい。そうしたら、ししまいが空にむかってほえたよ。「おーい、ごんくろーう!」すると、はなの黒いメスのししまいがやってきて、おどりだしたよ。♪おししのまいは しあわせはこぶ トントンしゃんしゃん♪ おどりがあまりにかっこいいのでけんちゃんが飛び起きたら、ししまいが頭にがぶりとかみついたよ。おめでたい話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
15
最近獅子舞を買いに目にすることがなくなったので、紙芝居ででも出会えて嬉しい作品です。 子どもも大人も寝正月はやめて、正月ならではの気持ちになってもらいたいものです。 ひろかわさえこさんの絵で、親しみのある獅子になっています。2024/01/15
ヒラP@ehon.gohon
12
Kこども食堂で演じました。2024/01/06
ヒラP@ehon.gohon
11
C事業所で演じました。2024/01/09
遠い日
6
8場面の紙芝居。お正月の獅子舞にちなんだいわれを紹介。わたしの育ったところもお正月には獅子舞が回ってくる土地柄でした。その口で頭を噛んでもらえば、一年の健康と賢さをいただけると、大人たちは子どものわたしに勧めるのですが、わたしはもう恐ろしいばかりで家の中にすっこみ、噛んでもらうどころの話ではありませんでした。遠くから笛や太鼓の鳴り物が聞こえてきたら即隠れていました。そんなことを久しぶりに思い出しました。2021/06/28