出版社内容情報
カンガルーのかんたくんは、とてもはずかしがりやです。おともだちがよびにきても、おかあさんのポッケの中からでてきません…。 文部科学省選定
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
18
人見知りで引っ込み思案のかんたくんは、せっかくの遊びの機会なのに逃げ帰ってしまいました。 顔を見られるのもダメ? お母さんのお腹の袋に隠れてしまうほどなので、お母さんも困り顔です。 でも、やさしい友だちでよかったね。 幼稚園での読み聞かせに良いかもしれません。2021/08/16
江口 浩平@教育委員会
12
【紙芝居】 大阪狭山市の図書館にて読み聞かせ。紙芝居ということもあり、集中して聞いているようだった。カンガルーのかんた君が友だちに受けいられていく様子が、友だちとの関わり方を考えるうえで教訓的でもある一冊だった。2022/10/30
おはなし会 芽ぶっく
8
12場面の紙芝居。とっても恥ずかしがり屋のカンガルーのかんたくんは、お友だちが誘ってくれても恥ずかしくて遊べません。勇気を出して行ってみるけど、声を掛けられやっぱりだめ。かんたくんに無理せず寄り添ってくれるお友だちの優しさを持ちたいです。2022/09/27
遠い日
3
12場面の紙芝居。カンガルーのかんたくんは、恥ずかしがり屋。お母さんのポッケの中から出ようとしません。お友だちから「遊ぼうよ」と誘われても、恥ずかしがってばかり。そんなかんたくんが、思い切って出かけていっても、みんなに近寄られるともうダメ。逃げ帰ったかんたくんを、お友だちはもう一度誘ってくれました。こういう距離の取り方、近づき方もあるのですね。いっしょに遊ぶまで時間がかかっても、そのきっかけを作ってくれたお友だちがありがたいですね。2022/06/29
nakatomo
3
保育園の幼児クラスで読み聞かせ。 きつねのぬいぐるみを連れて行ってカバンにしまっておき、子ども達には「きつねくん、恥ずかしいんだって。」「みんなで、きつねくんって呼んであげて。」と前ふりをしてから読んでみた。 かんたくんがおかあさんのふくろから出てくるシーンでは、私が読む前に「ぴょーん」って言ってくれた子もいた。 一緒に笑ったりして楽しむ話ではなかったけれど、年少さんの子ども達も集中して聞いてくれていた。2014/09/09