出版社内容情報
今日は園の避難訓練の日。園長先生が大きな地図で、大雨が降ったらどこまで水につかってしまうかを話し、
かわとくんたちは避難に役立つことを学びました。
数日後、すごい勢いで雨が降り、川の水がどんどん増えてきました。
かわとくんは、逃げようと言いますが、お父さんはのんきなものです。
そのとき、出かけていたお母さんから電話がかかり、のんびりしていたお父さんも、重大さにハッとして、いざ小学校へ避難することに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
21
大雨・水害への対策を考える紙芝居です。ハザードマップの読み方、避難方法のポイントについて描かれています。これだけでは足りなすぎるのですが、関心を持たせるということでは、効果的なのかなと思いました。 上手に補足を加えて、安心できるようにしたいですね。2021/10/12
遠い日
10
12場面の紙芝居。防災の知識は今や日本人に最も必要なもの。昨今の災害の多さとその酷さは、もはやどんな人にも他人事ではない。大雨による水害を想定したわが町のハザードマップを確認しつつ園で訓練を受けたかわとくん。自宅が危険地域にあることを知って真剣に学んだ後の、大雨の日。避難に当たって冷静に習ったことをお父さんと妹にレクチャーしながらがんばるかわとくんのおかげで、無事避難所まで着くことができたのです。訓練はだいじですね。2021/09/10