出版社内容情報
たぬきのぽんきちは、かあさんには内緒で、人間の町にやってきました。
野原までやってくると自転車が置いてありました。
「これがジテンシャってやつか?」ぽんきちが近づくと、自転車の持ち主・ゆみこが声をかけてきました。
「ちょっとだけなら乗ってもいいわよ」
ぽんきちがヘルメットをかぶり自転車に乗ると……。
「自転車の乗り方」「車道と歩道の区別」「交差点での注意点」など、ぽんきちと一緒に交通ルールを楽しく学びます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
5
12場面の紙芝居。交通ルールについて。人間の町に憧れるたぬきのぽんきち。我慢しきれず人間の子に化けて、行ってみる。自転車のルール、飛び出し禁止、信号のルール、ふらふら歩かないなどの危険回避のルールをゆみこに教えてもらっている矢先に、飛び出してしまったぽんきち。ハッとする場面、ゾッとする場面から、子どもたちの記憶に刻んで欲しいものです。2021/09/30
そうさん
3
7歳。交通ルール紙芝居とのことで選んだが、信号の出番は少なかった。だが、興味津々に読み聞かせをしてくれた。2021/11/05