出版社内容情報
尾根裏に住む貧しい画家のところへ夜毎に訪れる月が語るさまざまな人生。33編の抒情的掌編物語集。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆CHIKO
3
この本は違う訳でも読みましたが、なんと言ってもこちらはイラストが「いわさきちひろ」さんで訳が「山室静(ムーミンなどの訳もやられてます)」さんなので、また読んでみたくなりました。一つ一つのお話は、月が見た景色・情景を語っているという形です。時にはオチのない話もありましたが、でも、一つの短い話が本当に「絵」のように語られているのが本当に素敵でした。まさに「絵のない絵本」。それにいわさきさんが敢えてイラストを付けているんですよねぇ。もしかして私の事も、月が本のように見ているのかな・・・と思いたくなる本でした。2013/10/11
金糸雀
0
他の訳書も読もう。響かない小話は訳によるかもしれないから。2012/03/16