出版社内容情報
思わず笑ってしまう、とんち小ばなし。江戸時代の人々の生活から生まれたユーモアあふれる話ばかり、41編を収録しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
2
1979年10月発行(2002年3月、第74刷)。1902年生まれの著者は1980年8月8日になくなっている。あまり本を読もうとしない子どもにと思って買ってきたが、あまり興味を示さなかった。そのままにしていたものを読んでみた。20年近く前にすでに74刷だが、子どもが一人で読むには難しいかな、と思った(小学校中〜高学年とされているが)。著者は児童文学者で、様々な「古典」を題材に新たに創作された「とんち話」のようだ。「解説」を読むと「とんち話」の奥の深さを感じる。2021/02/25
ねこうさ✿
0
古くから伝わるとんち話を子供向けの書いただけかと思ったらアレンジした創作とんち話らしい。なるほど、餅屋の禅問答くらいしか知らない。あと天狗の隠れ蓑とかも部分的に。挿絵が馬場のぼるというのもとんち話の本としてぴったり。解説や註はないので、歴史や古典の用語を含め小学生では理解出来ないものが多いように思うので面白さを完全に理解しているかは疑問が残る。2014/02/28
そねこ
0
日本のとんち話が集められた小説。昔おばあちゃんちにあったのを貰ってきてから長らく放置してしまっていたが、ついに読了。落語で言う『時そば』に通じるような話が沢山あって、くすっとできる一冊だった。2022/01/06
とさか
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日本のとんち話は面白いですね。2020/06/03