内容説明
どんなにジャンプしてもとどかないてつぼう、どうしてもこえられないみずたまり、にげられたらおいつけないおにごっこ、ぶつけられてばかりのドッジボール。ねえオルタ、ぼくはずーっとこのままなのかな…
著者等紹介
中川洋典[ナカガワヒロノリ]
絵本作家。1961年京都府舞鶴市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tan
25
カラを破りたいけどやぶれない、もどかしい心の動きと新しい友達の中で変わっていく成長期の男児の話。とても前向きになれる素晴らしい内容でした。きっかけって大事だし自分でも気づかないうちにいつの間にか乗り越えたりしているもの。大袈裟に考えずに自然な形で変わっていく姿が好印象でした。いつも新学期に読み聞かせていますが、今回私も異動になり自分を変える気持ちで新しい赴任先で読んであげたいと思います。2018/03/25
みつばちい
16
体も弱く何をやってもうまくいかないのび太のような僕の友達は紙人形のオルタ。さなぎがちょうになるように自分も変身したいと願っているのに、これまたジャイアンみたいやつにみんなの前で集中放火を浴びせられ、、ところが偶然なのか、オルタの力添えなのか、ジャイアン的な子の投げた豪速球を片手で見事キャッチ!そこから何かが少しずつ変わっていき、、自分に自信が持てない子も何かキッカケさえあれば、きっと変身できる、と前向きになれる本。2018/09/05
おはなし会 芽ぶっく
15
オルタはぼくが作った紙粘土でできた相棒。ぼくが好きなサッカー選手を集めて一人にした、オールスターを短くしてオルタ。色んなことが自信のないぼくは、オルタにはなんでも話せる。自分が変わりたいと強く願った時、オルタから勇気をもらい、ぼくはかわることができた!2021/07/21
けだま
15
『ラチとらいおん』を思い出すストーリー。先生の一言をきっかけに、オルタの力を借りて変わったぼく。誰しもほんの小さなきっかけで変われることがあるし、これのお陰だって思うものに助けられることもある。そんな小さな奇跡が明日自分にも起こるかもしれない、と前向きになれそうな本。高学年向け、8分くらい。2015/07/01
刹那
15
今日読んだ三冊の中でも、息子ズと私のイチオシはこれでした☆☆☆かわるって素敵♪2014/02/05