出版社内容情報
おばけのしわざ?つぎつぎとほかのクレヨンたちが連れ去られ、とうとうくろくんだけになってしまいました。「ぼく、絶対みんなをさがしだしてみせるぞ!」くろくんが足あとをたどっていくと…。5年ぶりとなる最新作!
3歳~
内容説明
あさ、めがさめると、きいろくんがいません。くれよんたちは、とても心配になりました…。くれよんのくろくんのとびっきりの勇気。
著者等紹介
なかやみわ[ナカヤミワ]
1971年埼玉県大宮市生まれ。女子美術短大造形科グラフィックデザイン教室卒業。企業のデザイナーとしてキャラクターデザインを手がけた後、フリーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
289
くれよんのくろくんを主人公にしたシリーズの1冊。お話は、夜、おばけに連れ去られて(?)次々に仲間のくれよんたちがいなくなり、くろくんが見事に解決というもの。子どもたちにとって身近な存在であるクレヨンとおばけとを抱き合わせたという印象。絵も背景が整理されていてわかりやすい。ハイライトは、くろくんの黒が鮮やかな、夜空と流星のシーン。ちょっと小太りのねずみの一家が、いささか奇妙でもあり、また微笑ましくもある。2024/04/09
mug
62
毎朝目が覚めるたびに、仲間のくれよんがいなくなっていく。ある朝とうとう一人になってしまったくろくんは、勇気を出してみんなを探しに行くことに。 悲しい真実が隠されているけれど、後に引かないようさっぱりと描かれている。 登場人物の行動がそれぞれ“誰かのため”であるのが素敵。2020/09/08
たーちゃん
37
くれよんのくろくんシリーズ。朝起きるとどんどん居なくなっていくくれよん達。最後にくろくんだけ残されて、くろくんはみんなを探します。最後はほっこり温かい気持ちになるお話でした。息子は途中で「○○くん(息子の名前)、お絵かき大好きなの」と言っていました(笑)2020/06/23
annzuhime
35
図書館本。朝になるとなぜかどんどん減っていくくれよんくんたち。なぞのおばけの正体はいったい誰だ!みんなの優しさが温かい。最後はしんみりしちゃうけど。こういう終わり方だと、読み聞かせする年齢やタイミングを考えちゃうな。2023/11/24
山田太郎
33
そらまめくんといいこの絵柄が好きみたい。けっこう悲しいオチだった。でも、むすめよくわかってないけど。2016/07/17