出版社内容情報
タコのターくんはうみをでて、そうげんまで出かけることになりました。ライオンのラオくんから手紙がとどいたのです。うみからでるときは、タコ水をいれたすいとうをもっていきます。つかれたら、あたまのてっぺんをぬらせばいいのです。くにゃくにゃぺたん。ターくんがさばくをあるいていると、ガラガラヘビにあいました。「おい、タコ!」ガラガラヘビはどくのあるきばをみせつけました……。ユーモアたっぷりの絵童話。
内容説明
タコのターくんは、うみをでてそうげんまででかけることになりました。ライオンのラオくんからてがみがとどいたのです。ターくんがさばくをあるいていると…。小学校低学年から。
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年福岡県大牟田市生まれ。詩人、絵詞作家。絵本に『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)『がたごとがたごと』(日本絵本賞)(いずれも童心社)などがある
井上コトリ[イノウエコトリ]
1978年千葉県生まれ。法政大学文学部卒業後、東京デザイン専門学校にてイラストを学ぶ。絵本多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
53
内田麟太郎さんの本ということで、借りてきた。ターくんは「たこ水」を頭にかけながらラオくんのお母さんが待つ草原へ。8本の足でマッサージ、私もしてもらいたい。ハプニングあり笑いありで、ゆるっとしたお話。これ、シリーズにしてほしい。2021/08/11
ツキノ
19
ひと月前に読んで楽しかったので本選びの会でリクエスト。タコのターくん、ライオンのラオくんから手紙をもらい「いつものこと」をお願いされる。ターくんは「うみ一ばんの足じまん」。砂漠から浜辺までの道のりでガラガラヘビに出会い、サボテンに助けられる。海から出ても大丈夫なのは青いすいとうに入った「タコ水(みず)」があるから。けれどもそれがゾウの親子の危機的状況からこぼれてしまい…。低学年の子に読んでもらいたい。(E161)2021/06/04
ツキノ
18
2019年6月発行。ははははは!いい話だな。すべてのページにイラスト。主張しすぎないゆるくもぴったりな井上コトリさんの絵がいい。内田麟太郎さんのおはなしは安定のおもしろさ。(E135)2021/05/02
mntmt
12
8本も足があると便利かもしれないね。2019/07/12
のほほん
11
タコのターくんにお手紙がきました。ライオンのラオくんからです。ラオくんのおかあさんがつかれているのでおねがいしますと書いてありました。もちろんターくんは喜んでおでかけします。さばくを歩きますから、水筒をもっておでかけです。ラオくんのおかあさんはすっかり元気になりました。ターくんは足かな?手かな?が8本もありますから、とってもじょうずです。あら、たいへんなことがおきました。おーッ、きせきが!みんなうれし涙を流して喜んでいます。よかったね、ターくん。大切な大切なタコ水を水筒に入れて元気に帰りましたとさ。2023/12/11