出版社内容情報
元気な産声で生まれたときから3年生になるまで、保育園への入園、妹の誕生のときなど、いっぱい泣いて大きくなった咲の成長物語。
宮川 ひろ[ミヤカワ ヒロ]
作
小泉 るみ子[コイズミ ルミコ]
絵
内容説明
3年生になった咲。熱を出し遠足に行けなくなった咲は泣きながらねむってしまいます。その姿を見まもる「おかめ」と「ひょっとこ」のお面がうつしだす咲の成長記録。「かんぱい!」シリーズ。小学校低学年から。
著者等紹介
宮川ひろ[ミヤカワヒロ]
群馬県に生まれる。金華学園教員養成所卒業。新日本童話教室に学んだ後、「びわの実学校」に投稿。赤い鳥文学賞他、数々の賞を受ける
小泉るみ子[コイズミルミコ]
北海道に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、絵を描き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
頼ちゃん
9
このシリーズは「しっぱいにかんぱい」がとてもよかったので、2冊目としてこれを読んでみました。悪くはないけど、まあまあかな。妹の名前を選ぶというのがとてもいいなと思いました。おねえちゃんはとってもいい存在だけど、お母さんからすると小姑、いろいろあったかもなんて、余計なことを考えてしまいました。2017/09/05
けいこん
6
悪くないが、今回はあまり響かなかった。悲しい涙を乗り越えようとしている娘に。2018/11/09
遠い日
3
「かんぱい!」シリーズ10。泣き虫。わたしも泣き虫でした。突然涙が出てくる子どもでした。涙にはいろいろな意味があります。熱を出し楽しみにしていた遠足に行けなくなった咲。おじいちゃんの見守る中で咲の涙の歴史を振り返る。涙をいっぱい流して、成長してきたことが温かく胸を打ちます。そして、咲の涙をちゃんと受け止めてきた家族がいました。熱が下がっておじいちゃんとふたりで遠足をした咲。とても楽しい遠足になりました。2024/02/05
とまと
2
子供用に借りてきた本を私も読みました。 「しっぱいにかんぱい」も読みましたが、そちらの方がシチュエーション的に子供には理解しやすいかなと感じました。お面が回想しているというのが分かりにくいかな。 この「◯◯にかんぱい」シリーズ、大人が読んだらとても泣けるのですが子供はどうなのでしょう? 娘たちに聞いてみようと思いました。2017/11/19
とき
1
ぶんしょうがちょっと読みにくかった。2021/07/18