内容説明
算数のテスト、61てん…。おかあさん、なんていうかなあ…。見せるのやだなあ。そんな哲男に、ふたばおじさんは「0てんでかんぱいした」というのです。
著者等紹介
宮川ひろ[ミヤカワヒロ]
群馬県に生まれる。金華学園教員養成所卒業。新日本童話教室に学んだ後、「びわの実学校」に投稿。赤い鳥文学賞他、数々の賞を受ける
小泉るみ子[コイズミルミコ]
北海道に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、絵を描き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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杏子
5
他校の司書さんのおすすめで読んでみた。なかなかよいシリーズだと思いました。教訓臭くなく、でも子どもにちゃんと教えてるところ。好感がもてました。「かあちゃん病」というネーミングナイスです!テストの点数が気になって仕方ないという…。たしかにそういうところありますね。2016/05/21
くるみ
4
かあちゃん病、軽くかかってたかもなぁと、自省しつつ、私もさすがに0点取られたら励まし企画をたてるかもと考えるに、期待してるからこそ、かあちゃん病にかかっちゃうんだろうなと思う。 子どもたちには、漢字を難しく感じる頃におすすめしてみようかな。 2017/10/31
遠い日
3
「かんぱい!」シリーズ6。またまたふたばおじさん登場。子どもたちの気持ちをがっしり受け止め、しっかりフォローしてくれるふたばおじさんの存在感は頼りになるなぁ。子どもたちはみんなテストの点数が悪いことに敏感になりすぎている。「かあちゃん病」のせいだ。わたしも母親のかあちゃん病にやられていたし、子どもたちにもそれを撒き散らしたかもしれない。おじさんの漢字の教え方、抜群ですね!こんな学び方、聞いたことがない。0点から学ぶことは多かったね!2024/02/03
ゆにす
3
かあちゃん病…う、心に刺さります。わたしも小学生のとき担任の先生に国語の教科書を10回読んだらわかるようになりますと言われ実行したら成績アップしましたよ!2020/08/28
けいこん
3
かあちゃん病。。なんと恐ろしい病気や。〇〇くんの家はお母さんが病気だから、大変なのよ。△△くんの家のお母さんも同じ病気なんだって。この病気、伝染するよ。やべーよ。お医者さんでも治せないんだって。。ますますやばいよ。おじさん助けてぇ。2018/11/20