目次
1 少女まんがの魅力
2 少女まんがのめばえ
3 外国の少女たち
4 現実の少女たち
5 時代、民話の少女たち
6 少女まんがの秘密
手塚治虫少女まんが年表
著者等紹介
石子順[イシコジュン]
1935年京都府生まれ。1953年中国から帰国。東洋大学文学部卒。1962年から映画評論を、1967年から漫画評論を執筆
手塚治虫[テズカオサム]
1928年大阪府生まれ。1946年『マアチャンの日記帳』でデビュー。漫画の世界に偉大な業績を残した。1989年2月に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どら母 学校図書館を考える
12
懐かしい漫画の数々、手塚治虫の思い。改めて、感動。2018/08/31
おはなし会 芽ぶっく
6
教育出版国語 5年生 【平成27年度教科書著者紹介本 令和2年度教科書著者紹介本】2021/05/24
ニョンブーチョッパー
4
★★★☆☆ それまでの、型にはまった少女まんがの世界をいろいろと工夫を重ねて広げていったところが素晴らしい。そして、後継者たちが育ってきたら身を引く潔さ。「(白目がない)黒色の目」に見えるのは黒目が大きいという表現なのかな。ジャイアンが「なに!?」ってなったときの片方だけの黒目もこの流れなのかもしれない。2021/09/19
ybhkr
3
とにかく読みにくい。あらすじ書くのが下手すぎる。なんで再版?手塚先生と親交があったらしいけど、今、子供向けのわかりやすい伝記とかたくさん出ているし、もっとわかりやすく書けるひとはたくさんいるんじゃなかろうか?ふりがなだらけのこんなに字が大きい本に、なんでこんなにわかりにくい文章を書くひとをセッティングしたのか理解に苦しむ。ユニセックスなお名前なので性別はわからないけれど、どちらにしてもこのテーマを書くのに向いているひとではない。これなら少女漫画全集出して読ませて、一頁くらいの解説つけたほうがまだいい。2015/06/08
ゆきな
0
文章は読みにくかった。でも、あまり手塚治虫作品を読んだことのない私にとっては 彼が 信念と願いをもって少女漫画に取り組んでいたことがわかる一冊だった。最後の方に手塚治虫の言葉として「仕事に強い信念と情熱を長く続けてもてる女性 しかも世の中全部に優しい愛を捧げる心の広い女性 それを僕は望みます」とあり、そんな女性になるのはとてもとてもハードルが高いけれど、なれたらいいなと 思います(女性に限らず 人間はこうあるのが理想かな?)2017/03/05