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出版社内容情報
読本(大衆読み物)の傑作を儒教精神だけでなく、虐げられた民衆側の視点を盛り込んで描いた。
小学5・6年~
目次
第1章 空とぶ白竜
第2章 安房の暗雲
第3章 正義の火の手
第4章 残忍城の落城
第5章 悲劇は七夕の夜に
第6章 犬をつれたお姫さま
第7章 怪犬のてがら
第8章 伏姫のかなしみ
第9章 父と子の断絶
著者等紹介
猪野省三[イノショウゾウ]
作家。1928年児童文学作品としての処女作「ドンドンやき」を「プロレタリア芸術」に発表
久米宏一[クメコウイチ]
画家。日本児童出版美術家連盟に所属。児童文学の挿絵や絵本を多数発表。1976年「やまんば」、「黒潮三郎」により第25回小学館絵画賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いさらこ
8
初読。犬士のかけらも出てこない『八犬伝』。原典でいうと、180回中14回まで、岩波10巻中1巻すら終わってないという、プロローグのみで、果たしてこれを『南総里見八犬伝』としていいのか疑問ではある。ただ、省略されがちな発端の発端が詳しいので、ほかの抄訳や児童書と合わせて読むにはいいかもしれない。ただし、伏姫自害あたりはだいぶオリジナル入ってるけど。2014/10/26
三田主水
1
一冊丸々、里見義実の物語であって、八犬士は最後まで登場しない(その前に終わってしまう)という一種の怪作。作者がプロレタリア児童文学者と聞いて、ある意味納得しましたが…2011/02/24
Amarilli
0
某八命陣からリンクを辿ってきましたが、これアカンやつや。犬が一匹しかいいひん2015/03/19
睦五郎
0
伏姫から以降が本番なのになあ・・・。これは違うので読みなおした方が良いかもしれない。2011/08/23
あらら
0
イメージと違った。犬は1匹だけ、ちょっとだけしか出ないのね。2020/10/13