これだけは読みたいわたしの古典
更級日記

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784494019779
  • NDC分類 K915
  • Cコード C8391

出版社内容情報

日本の伝統文学である「日記文学」の名著。平安貴族の生活を人間らしい視点で描きます。

小学5・6年~

目次

わたくしの父
おさないねがい
いまたち
竹芝の昔話
足柄山
富士川
京の都へ
都のくらし
かわいい子ねこ
ひっこした家
父との分かれ
父のいないくらし
宮づかえ
おそいおよめいり
初瀬まいり
夫とのくらし
和泉への旅
夫の死
さらしなの里

著者等紹介

平塚武二[ヒラツカタケジ]
児童文学者。1929年赤い鳥社に入社。与田準一とともに「赤い鳥」復刊の準備にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Makoto Yamamoto

19
気になっていた更級日記の児童書。 分かりやすい文章で書かれていて、今日の日記と違って幼少期からの人生を晩年の著者・菅原孝標の娘が綴ったもの。13歳の時から始まり、その時の思いが伝わり、若い女の子が言われたことをしないとか現代の人達と変わっていないと思う。伯母が蜻蛉日記の著者だったりで、文才があったのだろう。 日記から当時は富士山が噴火中だったり、貴族の女性の生き方、実際に夢に仏様が出てきたりで、当時の信仰の深さも伝わってくる。 和歌でやり取りする優雅さを実感でき、いい作品だと思う。 2022/01/07

ヒラP@ehon.gohon

16
わかりやすい文章で、初めて「更級日記」の全編を読むことが出来ました。 千年昔の国司の娘という立場で、その当時の生活や、女性としての心情が瑞々しく描かれていて、感慨深い日記です。 もっと早く知っていたら、古典に親しみをもつことができたのにと、残念にも思いました。 作品に登場する千葉に住んでいるので、現代との違いが印象的でした。2018/03/31

まろん

6
昔の本読みも思うことはかわんねーなーと思うなど。2010/03/15

NOYUKI

4
更級日記の著者ってば。夢見がちで物語好きなところ、他人とは思えないなー。なんのかんの言いながら幸せな感じも。100ではないけど75くらいの幸せ。面白い物語があると一時的に他に何もいらないくらい幸せな気持ちになるのも同じかも。2016/08/28

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