出版社内容情報
チーばあばが、少しずつ、いろんなことを忘れていく病気になった。わたしのことも忘れちゃうのかな。そうだとしても、わたしはチーばあばが大好き。チーばあばに教わった「チビチョークのうた」を歌ってみると…。
子どもたちが、家族・認知症や介護について、考えるきっかけとなる作品です。
小学1・2年~
内容説明
チーばあばが、すこしずつ、いろんなことをわすれていってしまうびょうきになった。わたしのことも、わすれちゃうのかな…。そうだとしても、わたしはチーばあばがすき。どうしたらまた、わらってくれるかな。
著者等紹介
新藤悦子[シンドウエツコ]
1961年愛知県豊橋市生まれ。津田塾大学国際関係学科卒業後、中近東を旅して、ノンフィクション作品を執筆。児童書に『青いチューリップ』(日本児童文学者協会新人賞・講談社)などがある
西巻茅子[ニシマキカヤコ]
1939年東京都生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科卒業。絵本に『ちいさなきいろいかさ』(サンケイ児童出版文化賞・金の星社)『えのすきなねこさん』(講談社出版文化賞・童心社)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
大好きなチーばあばの変化にとまどうわたし。認知症の症状が進んでいって、以前ふたりで遊んだこともできなくなっていく。そんな折のチョークの魔法。チーばあばの思いがちゃんと残っていたからこその出来事が起きる。ちょっぴり悲しい、ちょっぴり苦いファンタジー。でも、きっとチーばあばの心の隅にぽっと灯が灯ったはず。こんなに楽しい時間をいっしょに過ごせたのだもの。2020/12/13
ゆい
2
2たりとも絵がうまいなー2024/03/03
みるく
1
ちびチョークのうたがおもしろかったです。チーばあばがなんでもわすれてしまうびょう気になってしまってかわいそうでした。わたしのばあばにもずっとげん気でいてほしいです。2018/02/28
ゆにす
1
チョークさんがとてもかわいい。痴呆症というかなり重いテーマを持っているので、このかわいいらしいお話がいいのか悪いのか複雑な気持ちです。良い本であることは間違いありません。2010/10/27
よっちん
0
図書館2018/09/17