出版社内容情報
2003年にヒトの遺伝子の遺伝情報の解読が完了しヒトゲノム計画は終了しましたが、同時に、DNAの働きをさらに研究して生命の謎を探るポストゲノム時代の始まりでした。現代は一人一人のゲノム情報を解読して産業や医療に役立てるための研究が進んでいます。さらに、DNAには塩基配列情報のほかにも、遺伝子のスイッチをオン・オフにする情報があることがわかりました。改訂版ではこのエピゲノム研究をくわしく紹介します。
目次
１ ＤＮＡと遺伝子（遺伝子のすべてがわかる！遺伝子物語；ＤＮＡは細胞の核の中にある ほか）
２ 生命科学の最先端（ポストゲノム時代のすべてがわかる！エピゲノム物語；ｉＰＳ細胞 ほか）
３ ＤＮＡから生命へ（非生物から生物へ・鉱物からＤＮＡへ；ＤＮＡからＲＮＡ、そしてタンパク質へ ほか）
４ 科学者になろう！（学会へ行こう；科学者になるには ほか）
著者等紹介
夏緑［ナツミドリ］
作家・科学者。神戸大学農学部卒業、京都大学大学院理学研究科博士課程修了。日本分子生物学会会員。宇宙作家クラブ会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K T
1
キャットアーニーの本と題名は一緒ですが、中身もなんとなく似ています。 でも別物です。 児童書らしいですがかなり専門的でした。 良著です2020/03/21
Hiro
0
基本的な内容をわかりやすく、幅広く解説しているし、身近な植物から再生医療など興味深いトピックも多くあります。2022/11/19
