出版社内容情報
ブラック・ジャックはなぜこのような姿になったのか。そこには子どもの頃の大切な友だちの存在が……感動的な友情物語６話を収録。
手? 治虫［テヅカ オサム］
著・文・その他
中野 晴行［ナカノ ハルユキ］
監修
内容説明
子どもの頃の大切な友だち。憎たらしいライバル。妖怪、宇宙人…種族をこえた仲間―友情の物語六話を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご
32
「夜よさよなら」「魔の山」は読んだことなかった。「魔の山」は登山と友情、ザイルを組んだら相棒なんでしょ？「荒野の七匹」理解できない相手は排除、では悲しい。思いやれる事ができる人間でいたい。「友よいずこ」ご存知BJの顔の皮膚移植のお話。大体泣いてます。2021/12/25
のり
14
シリーズで、この本が一番グッときた。特に『雨ふら小僧』の健気な姿にはやられた…約束、もっと早く思い出してほしかった…切ない。2018/07/26
ムーミン２号
10
手塚作品から「友情」をキーワードにした作品を集めたアンソロジー。全6編で、「雨ふり小僧」「ぬし」「魔の山」「荒野の七ひき」「夜よさよなら」「友よいずこ」～B.J. を収録。育む友情は人間相手ばかりではない。可愛い妖怪、ネッシー並みの首長竜、異星人、そしてサボテンと様々だが、基本的に自分のエゴを前面に出した場合は友情は成立せず、捻じ曲がった上下関係を生み、それが悲劇さえもたらすことになる。あるいは周りが利用しようとして悲劇を生む場合もある。我々はどう生きるか！ を問われるような６編だ。2018/05/27
ハチ
6
手塚治虫さんの漫画を「友情」をテーマに集めた一冊。「荒野の七ひき」「友よいずこ」自分の身を削っても相手の為になりたいと思える気持ち、そんな気持ちに羨ましくも憧れる一冊だった。2019/01/01
Eri
4
友情をテーマにしたマンガ6篇。 裏切られた気持ちを抱くこともあり、友人でなかった者の気持ちに打たれることもあり、約束の大切さに思いを馳せ、自分だけが助かることが良いのかと思う。 そんないろいろな考えを持たせてくれるいいマンガでした。ブラックジャックの顔の話、久しぶりに読みましたがやっぱりいいですね！2021/11/23
