童心社のおはなしえほん<br> みどりバアバ

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童心社のおはなしえほん
みどりバアバ

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  • サイズ B5判/ページ数 39p/高さ 21X23cm
  • 商品コード 9784494016365
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

花屋のみどりバアバが作るコロッケは、大きくておいしい。バアバは「毎日お花を手でさわって、お花の栄養をいっぱいもらっているからだよ」と、こうくんに手を見せてくれた。でも、やがて右手に力が入らなくなり、バアバはしんでしまう。こわくなって涙が出てきたけれど、花屋の栄養たっぷりのバアバの手をさわったこうくん。お葬式が終わった夜、みどりバアバのお店にいくと…。バアバと向き合う男の子の気持ちを丁寧に描く。
みどりバアバが「花屋はわたしにとって、生きることなんだよ」と言ったとき、「そうだよ。みどりバアバの生きるなんだよ!」と応援したこうくん。そんなこうくんが、みどりバアバの死とどう向き合うのか…。認知症の母親を毎日介護し、「生きる」と向き合い、その死とも向き合ったねじめ正一が、みどりバアバとこうくん、父さんの心の機微をあたたかなまなざしで描いた作品。

著者等紹介

ねじめ正一[ネジメショウイチ]
1948年東京都生まれ。詩集『ふ』(櫓人出版会)でH氏賞、小説『高円寺純情商店街』(新潮社)で直木賞を受賞。絵本に『ひゃくえんだま』(鈴木出版、けんぶち絵本の里大賞びばからす賞)、童話に『まいごのことり』(佼成出版社、ひろすけ童話賞)など多数ある

下田昌克[シモダマサカツ]
1967年兵庫県生まれ。1994年から2年間、中国、チベット、ネパール、インド、ヨーロッパをめぐり、出会った人たちのポートレートを描いて歩く。帰国後、書籍の挿画、CDジャケットなど幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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★Masako★

72
★★★✰︎ こうたのおばあちゃん"みどりバアバ”は、こうたのお父さんお母さんと一緒に花屋さんをやっている。大きくて美味しいコロッケを作ってくれるみどりバアバの手のひらには、紫の花のシミ。「お花の栄養をいっぱいもらってるからだよ」「花屋は私にとって生きることなんだ」元気で明るいみどりバアバ。こうたの大好きなバアバ。帯にも書いてあるが、大切な人の死は悲しいが怖いものではない。残された人の中に生き続け、その人の思いは引き継がれていくのだ。表紙の、花に囲まれたみどりバアバの笑顔がなんとも温かくて印象的♪2020/11/02

とよぽん

50
毎日お花を手でさわって、お花のえいようをいっぱいもらっているみどりバアバのてのひら。手作りのおいしいコロッケ。自転車に乗っているみどりバアバ、そしてラストで走り出すこうくんの姿・・・今にも動き出しそうな絵は、下田昌克さん。身近な人が病気になって死んでいく・・・辛いけれど、バアバの優しくてあったか~い思い出は宝物だ。2021/03/15

chiaki

45
お花屋さんを営むみどりバアバ。孫のこうくんは、バアバの作ったコロッケが大好きで…。毎日お花に触れて、お花の栄養をたっぷりもらったバアバの手…そんなバアバの右手が動かなくなったことから、バアバはお花屋さんに立てなくなり、ある日突然の死を迎えます。こうくんが花屋に立つことは「みどりバアバの生きるなんだよ」と必死に訴えている所、胸が熱くなりました。身近な人の死を真正面から描いた絵本、今の時代にとても貴重な1冊だと思いました。大好きなばぁばは魔女だから死なないと本気で思っている長女、どう感じただろう。2021/07/12

瑪瑙(サードニックス)

39
花屋を営むおばあさんのお話。仕事が好きでユリの花が好きで孫のこうくんが大好きで、義母と重なる部分が多くて切なくなりました。2021/01/10

クリママ

38
花屋のみどりバアバは花が大好きで、美味しいコロッケを作るのが上手。こうくんのおばあちゃんのみどりバアバの死について書かれた絵本。悲しいけれど、悲しくない。生きがいについても考えさせられる。ただ、亡くなったみどりバアバの手にさわる場面。まず、その冷たさを書いてほしかった。2021/12/10

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