著者等紹介
長野ヒデ子[ナガノヒデコ]
1941年、愛媛県に生まれる。画家、絵本・紙芝居作家。『とうさんかあさん』(石風社)で絵本デビュー。絵本に『おかあさんがおかあさんになった日』(サンケイ児童出版文化賞)『せとうちたいこさんデパートいきタイ』(日本絵本賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
32
テーマコーナーで。インタビュー記事で、娘さんが小さかった頃の思い出をもとにしていると知り、読みたかった。子どもの発想の楽しさ、それを受け止め、温めて、作品として実らせた長野さん、素敵だなあ。夜道をついてくるお月さま。どこの国にも、誰にでも、お月さまはひとつずつある。こんなふうに思ってもらったら、お月さまも幸せだ♪ 長野さんの絵も優しくて、かわいい。お月見の時期に読みたい本。2019/10/26
はるごん
20
2歳9ヵ月。子どもの頃は、お月さまが着いてきている気がしてた。懐かしい記憶が蘇る。優しい絵のお月さまがかわいらしい。お月見の時期にも読みたいな。2020/01/24
ヒラP@ehon.gohon
19
事業所で読み聞かせしました。2021/09/22
Mer
18
十五夜に向けて図書館で選書中に見つけた絵本。読んでいて、胸がきゅーっと泣きたい懐かしい気持ちになった。 私も幼少期に同じ体験をしました。今作は母と子だが、私は父とでした。同じような会話のやりとりを車中でしました。私はその時の父の言葉が本当に嬉しくて、ずっと覚えていました。いつか自分にも子供ができたら、同じように伝えたいと思っていました。そして息子が小さい時に伝えることができました。高校生になった息子は覚えているかな…こんな素敵な本との巡り逢い、嬉しいですね😂2021/09/16
ヒラP@ehon.gohon
17
地球上のどの国でもお月さまが見えるという感覚は素晴らしいと思います。 この絵本は、宇宙のお話ではなく、心のお話としてとらえているからです。 お月さまが自分のために、ついてくる、見守ってくれるという安心感は、優しい心を支えてくれると思います。 当たり前のことだなんて思わず、こうして見守ってくれる存在があるって考えると、心は安らいできますよね。2020/08/08