出版社内容情報
弟って、おさるみたい。どこにいくにもわたしについてきて、とってもじゃまなの……幼い姉と弟の姿をユーモラスに描き心温まる作品。
武田 美穂[タケダ ミホ]
内容説明
おねえちゃんって、たいへんなんだから!!おとうとって、おさるみたい。でも、かわいいときもあるかな…?おさないきょうだいの、ユーモラスで心あたたまるおはなしです。
著者等紹介
武田美穂[タケダミホ]
東京都生まれ。絵本に『となりのせきのますだくん』(絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞・絵本賞)に始まる「ますだくん」シリーズ、『ふしぎのおうちはドキドキなのだ』(絵本にっぽん賞)『すみっこのおばけ』(日本絵本賞読者賞、けんぶち絵本の里大賞)『おかあさん、げんきですか。』(後藤竜二・作)(日本絵本賞大賞&読者賞)など作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杏子
23
2年生に読み聞かせ。わがままで、いつもおねえちゃんのあとをくっついてくるこうすけをおさると呼んでいるのがウケたようでした。大爆笑でした。 こうすけがお祭りで迷子になりかけたシーンでは、「どこどこ!?見えなーい!!」とブーイングの嵐。これは読み聞かせにはちょっと向かなかったかも? でも楽しんでくれたようでよかった。2017/05/24
くぅ
21
これは下に兄弟がいる人にはかなりわかる絵本。息子はきょとんでしたが、母はお姉ちゃんのきもちがよくわかりました。(4歳1ヶ月)2021/06/24
きさらぎ
21
「おとうとって、かわいい? かわいくない?」まおちゃんの弟は、おねえちゃんの行くところならどこへでもついていきます。遊びに行くときも、プールに行くときも、友達の家に行くときも。今回は楽しみにしていたお祭り。でも、おサルのような弟はちっともじっとしていてくれません。そんなとき、まおちゃんはとってもいけない、とってもすてきなことを思いついてしまうのです。でも自由になれると思ったのに全然自由じゃない。泣き出すまおちゃんの前におサルが。あー「みんな迷子になっちゃって探したよ」と私も子供の頃言った覚えが...2017/06/14
ふじ
20
日本絵本賞読者賞の投票対象。武田さんの絵本は子どものあるあるな感情をばっちり描くので好きです。ますだ君をまさに1年生の頃読んでました。2018/02/24
りーぶる
19
私は「姉」だったので、とってもとっても良く分かる。今、娘を見ていて、血のつながりはないものの、幼稚園でいつもお兄ちゃんお姉ちゃんに遊んでもらっているのを知っているので、こうすけの気持ちもちょっと分かる。お母さんが「おねがい」って言わなきゃいいのに。お姉ちゃんに頼りすぎじゃない?と昔、私自身が思った事を、今も思う。何にしても二人仲良しが良い♪(3歳1か月)2019/08/15