出版社内容情報
遠い海のうえに二つの島がありました。
一つはかつおどりの島。もう一つの島に、あほうどりが引っ越してきました。
かつおどりがとなりの島をのぞくと、あほうどりがたくさんのお魚をつりあげています！
さっそくかつおどりも魚つりにちょうせんしますが、ちっともつれません。
巨大ななべでジャムを作ったり、海で泳いだり……あほうどりはいつも楽しそう。
かつおどりはあほうどりが気になって気になって、ついに……。
内容説明
とおい海のうえに、ふたつの島がありました。ひとつはかつおどりの島。もうひとつの島に、あほうどりがひっこしてきました。魚つりをしたり、ジャムをつくったり、楽しそうにくらすあほうどり。かつおどりは、そんなあほうどりが気になって気になってしかたありません。ついに、かつおどりは勇気をだして―。
著者等紹介
谷口國博［タニグチクニヒロ］
１９７０年長野県生まれ。東京都八王子市の保育園に５年間勤務した後、フリーの創作あそび作家になる。「たにぞう」の愛称で、保育の場での講習会、親子コンサートなどを開催。またＮＨＫ Ｅテレの子ども向け番組「おかあさんといっしょ」では「ブンバ・ボーン！」の作詞・振り付けをはじめ「バスにのって」「でかけよう！」「しゅりけん忍者」などの楽曲を多数提供。ももいろクローバーＺによる幼児向け知育番組「とびだせ！ぐーちょきぱーてぃー」（ＢＳ日テレ）の番組内楽曲提供・出演などで活躍。著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
24
息子は釣りの場面では「もっと遠くに投げないと釣れないよ」と言い、読み終わってからは「あほうどりは知ってるけど、かつおどりは変な名前だね」と笑っていました。2022/11/25
ツキノ
20
2021年9月発行。表紙絵にはあまり惹かれなかったのだけれど、中身はとてもいい。あほうどりとかつおどり、それぞれ別の島に暮らす。かつおどりはあほうどりのことが気になって仕方ない。どうするか？出会って何を言うか？そこがとてもよかった。 著者について、初めて知ったけれど経歴も興味深い。（E286）2021/11/29
くろばーちゃん
4
友達になるための一歩って、勇気が要るよね。でも、その一歩が踏み出せないと一生後悔する。2023/05/22
tesumico
2
いい本でした！5歳。お気に入り。2022/01/19
yuzu
0
3.12022/06/22
