出版社内容情報
著者が子どもの頃、布団の中にもぐって冒険遊びしていたことに着想を得たお話です。著者の手がけた物語性の強い恐竜絵本に『ぼくがきょうりゅうだったとき』(ポプラ社)『ぼくのロボット恐竜探検』(福音館書店)などがありますが、この絵本では絵本『よるくま』にヒントを得たと仰るように、夜の不思議な雰囲気や、小さな恐竜との出会いや友情といった物語性を大切に、ベタッと塗りすぎない油絵の具を使って優しく幻想的な恐竜が描かれています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
181
書店で見つけて読みました。恐竜好きの男の子にオススメの絵本です。何種類もの恐竜が登場します🦕🦖🦖 何故か猫も一緒だにゃあ(=^・・^=) https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=97844940157192020/08/03
annzuhime
43
図書館本。ベッドのお布団をかぶって潜っていくと、そこは恐竜たちの世界。お母さんとはぐれた恐竜と一緒に、お母さんを探しに行きます。うちの子は3姉妹なのでなかなか恐竜の本を読むことはありません。だから私も有名な恐竜しか知らない。恐竜の名前は難しいね!2023/02/10
chiaki
43
恐竜好きさんはもしかしてあるある!?眠れぬ夜、ぼくと猫のミーコがもぐりこんだ布団の先に広がるのは恐竜の世界!!追ってくる肉食恐竜から逃げるさなか、おかあさんからはぐれ迷子になってしまったランベオサウルスのベオ。ぼくとミーコは、ベオのおかあさんを探しに恐竜時代を大冒険!見開きには、絵本に登場した恐竜たちがずらり、ページも追えるので索引的な感じで良き。2021/06/22
aiaimo`olelo
41
布団の中にもぐったら、そこはなんと恐竜の国。迷子のランベオサウルスと出会った男の子がお母さん恐竜をさがす、夜のふしぎな冒険。 子どもの頃、布団の中は別世界だった。夜そのものが別世界だったかもしれない。目を瞑れば何にだってなれた。どこにだって行けた。そんな妙な雰囲気を持つ夜の世界を恐竜物語にのせた絵本。図鑑要素も少しあり、恐竜好きの息子はよくながめていた。生き物作品の多い松岡達英さんらしく、昆虫や生き物もさりげなく描かれている。火山の描写もあり、恐竜が生きていた古代の地球をぐっと感じることができた。 6歳2021/07/07
ヒラP@ehon.gohon
35
恐竜好きな子には楽しいゆめのせかいです。 ふとんが夢の国の入り口だった頃を思い出します。 それにしても、何種類もの恐竜が現れての大活劇、興奮しすぎて眠れなくなってしまうかも知れませんね。 表紙裏に恐竜の一覧が載っていて参考になりました。2022/03/02