出版社内容情報
でんでんちゃんはうまれたばかりでも、自分で食べ物を探します。暖かいうちにたくさん食べて、冬になると殻にとじこもって冬眠します。そして3年たった春、体が大きくなって、殻のうずまきの数も増えました! しとしと雨が好きなでんでんちゃんはやわらかい体でどんな道も進みます。なめくじと似ているけれど、どこが違うかな? オスもメスもないカタツムリがどう卵をつくるかなど、楽しいお話の中で生態を知ることもできます。
内容説明
新シリーズ!むしがうまれてたまごをうむまでのいのちのものがたり。かたつむりは大きくなると、からのうずまきの数がふえる!とうみんもするの?4・5さい~。
著者等紹介
たけがみたえ[タケガミタエ]
竹上妙。東京都生まれ。和光大学表現学部芸術学科卒業。長野で牛にかこまれたときの衝撃から、生き物と目が合った瞬間「見たら見られた」をテーマに木版画を制作し、個展やグループ展で発表してきた
須田研司[スダケンジ]
むさしの自然史研究会代表。多摩六都科学館や武蔵野自然クラブで、子どもたちに昆虫や生き物のおもしろさを伝える活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
83
科学絵本。カタツムリのデンデンちゃんを使って、カタツムリの一生を描いた絵本。カタツムリはオスもメスもない。10日ほどで卵から子どもが生まれるなど勉強になった。2023/10/12
遠い日
9
「むしのたまご」シリーズ。たけがみたえさんの絵の趣がこれまでと違って新鮮!正確にはカタツムリはいわゆる「虫」ではないところに少々引っかかるのですが、カタツムリの生態と生殖をつぶさに描いて秀逸です。立派な科学絵本です。2021/06/10
縞子
6
夏休み七冊目。2022/07/23
しゃむタイ
2
図書館。カタツムリ好きの次女が好きそうと思ったら、案の定。長女も気に入ったらしい。生き物の一生を描いて解説もついて学びもあるし、絵も可愛いし、カエルやチョウが紛れて探し絵もできるし、のんびりでもいいのいいのと言って自己肯定感もある。気に入っているので、のち購入。2021/12/04
jenny
1
489冊目 子供達はメスとオスがないの知らなかったのでびっくりしていた。とはいえ大人もへぇ〜と楽しみながら読めました。 #児童書 #2歳 #6歳 #8歳 #読書2023/06/03