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出版社内容情報
あきのまつり〈唐津くんち〉がはじまった。とんちもので、ほらふきのかんねどんは、またまたわるさをおもいつき……。
内容説明
あきのまつり“唐津くんち”がはじまった。とんちものでほらふきのかんねどんは、またまたわるさをおもいついて…。
著者等紹介
常光徹[ツネミツトオル]
1948年高知県生まれ。国立歴史民俗博物館名誉教授
かつらこ[カツラコ]
1974年岐阜県生まれ。名古屋芸術大学洋画科卒業。造形作家として、陶芸、銅版画、お面、ガラス絵など立体作品の制作も続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Smileえっちゃん
44
じこくにいったかんねどん。図書館本。唐津くんちが始まり、とんちでほら吹きのかんねどん。フグの毒であの世行きに。閻魔さまから地獄行きを命じられるが、とっさの機転で閻魔様に地獄行きを命じる。かんねどんは唐津に伝承される笑い話の主人公。人をだますことがあっても愛されていたのですね。だまされる閻さまも可愛いです~絵がユニークで楽しいです。2023/07/14
たまきら
21
あらあら、現世には戻って来ないのねえ、と読後オカンは思ったんですが、オタマさんったらこのひょうひょうとした困った男にメロメロでした。オカンは素敵な腹筋の閻魔さまにメロメロ。しかしかんねどん、きっと極楽も退屈してあちこち放浪するんだろうな。うん、やっぱかんねどんオカンも好みかもよ~。2018/10/27
ケニオミ
13
お金がないかんねどん。またやられたと思わせるように、調子よく人を騙し、糊口をしのぐ生活をしています。そのかんねどんが亡くなって目覚めた所は地獄の4丁目(?)。生前のつけが回り閻魔様からは地獄行きを言われますが・・・。死んでも調子のよいかんねどん。これからも調子よく過ごしていきそうです。2017/08/07
ヒラP@ehon.gohon
11
唐津のお調子者のかんねどんの痛快なお笑いです。 ほら吹きで人を騙してはいるものの、かんねどんは人々から愛される存在のようです。 そんなかんねどんだから、エンマ大王も気を許してしまうのでしょう。 かんねどんの躍りにつられてはだか踊りをするエンマ大王の姿は痛快です。 かんねどんの話には、他にもいろいろあるそうなので、探してみたいと思います。2018/07/30
おはなし会 芽ぶっく
7
佐賀県唐津市一帯に伝承されている笑い話。唐津くんちは九州の秋祭り。ほら吹きなかんねどん、死んでもエンマさまを笑わせ踊らせ、ちゃっかり地獄行きを逃れます。2019/07/04