内容説明
日本の弥生時代の、代表的な遺跡を50か所とりあげ、発掘調査によって浮かび上がってくる人びとの暮らしを明らかにしていきます。弥生時代の語源になったのは?水田稲作のはじまりがわかるのは?最初の王の墓はどこ?戦いのあとがわかるのはなぜ?さまざまな研究分野の専門家たちが登場し、考古学にかかわる仕事の魅力を語ります。
目次
弥生町向ヶ岡貝塚―東京都文京区
登呂遺跡―静岡県静岡市
板付遺跡―福岡県福岡市
菜畑遺跡―佐賀県唐津市
百間川原尾島遺跡―岡山県岡山市
間口洞窟―神奈川県三浦市
下郡桑苗遺跡―大分県大分市
今山遺跡―福岡県福岡市
松原遺跡・榎田遺跡―長野県長野市
奈具岡遺跡―京都府京丹後市〔ほか〕
著者等紹介
設楽博己[シタラヒロミ]
1956年群馬県生まれ。筑波大学大学院歴史人類学研究科博士課程(文化人類学専攻)単位取得退学。国立歴史民俗博物館考古研究部助教授、駒澤大学文学部教授を経て、東京大学大学院人文社会系研究科考古学研究室教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。