出版社内容情報
なぜ足跡が化石になるのか、足跡化石から何がわかるのか。化石に命をふきこむ研究者からの最新かつ基本的な足跡化石研究の最前線。走り方、歩き方、集団走行、怪我をしていた恐竜etc、骨の化石からではわかりにくい恐竜の運動や暮らしを解明していく。
絶滅した恐竜の足跡化石に向き合い、その生きていた姿を明らかにしようとする研究者が登場。太古の地球で繁栄した巨大生物の姿を、足跡だけが教えてくれるさまざまな情報をもとに推理していく過程を、わくわくしながら楽しんでください。
海外や国内の恐竜化石の産地、足跡化石研究の歴史なども紹介。
小学3・4年~
目次
恐竜だって歩いた そして足跡を残した
その足跡は化石になって残っている
足跡の化石は、アフリカで見つかった
足跡がつけられたときのモロッコは?
形や大きさからわかること
つながった足跡からわかること
足跡だけからわかる恐竜のグループ行動
だれがつけた?大きな足跡!
集団でいっしょに歩いた足跡
1億7000万年前は、こんな風景が広がっていたかもしれない…〔ほか〕
著者等紹介
石垣忍[イシガキシノブ]
1954年和歌山県生まれ。林原自然科学博物館副館長。古生物学者。モロッコやモンゴルで恐竜の足跡化石を研究している
友永たろ[トモナガタロ]
1961年大分県生まれ。児童書を中心に活躍中
七宮賢司[ナナミヤケンジ]
1962年宮城県生まれ。東京造形大学卒業。日本理科美術協会会員。日本ワイルドライフアート協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。