出版社内容情報
子うさぎのチムの成長を温かくとらえた珠玉の童話を、名訳と流麗なさし絵でおくる。
小学1・2年~
SLA選定/67年度第1回NHK読書委員会推薦/中央児童福祉審議会推薦/中央児童福祉審議会特別推薦/67年度課題図書
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杏子
26
仕事のために読む。小さいうさぎのチムがとてもかわいらしいお話。石井桃子さんの訳が光る!ハサミの話と、あかちゃんぐつの話がよかった。おかあさんとのやりとりがまたほっこりする。ひらがなばかりの文章は読みにくいが、このお話にはあっている。さて、これを誰に勧めるか?考えどころ。どれかの話を2年生に読んであげようかな?2016/10/16
さゆ
22
「チムラビットとはさみ」を語りで聴いたら、心をがっちりつかまれてしまいました。あーあ、もっと息子が小さいときに、この本を読んであげればよかったのに、と後悔しました。うさぎ年に、お薦めの一冊。2011/02/01
ヴェルナーの日記
19
アリソン・アトリーの代表作の1つですが、グレイ・ラビットとは違って、チム・ラビットは好奇心旺盛で、どんなことでも興味を示す活発なちびっ子うさぎ。そんな彼が小さな冒険をユーモラスに描いた9つの作品が収められている。グレイ・ラビットとは違った著作者のもう一つの分身ともいえる秀逸な作品です。2012/08/16
naotan
16
子供の頃好きだった本を、読み聞かせ用に買い直し。娘はあまがさの話が気に入ったようで、同じ1行を「もう一回読んで!」と繰り返し。私はテープレコーダーか!2021/01/31
おはなし会 芽ぶっく
15
12月予定の4・6年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。ひらがな表記なので、もう少し小さい子も読めそう。 令和2年シルバーウィークおはなし会(素話)『チム・ラビットのあまがさ』2019/11/06