百本きゅうりのかっぱのやくそく―ピーポポ・パトロール

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  • サイズ A5判/ページ数 94p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784494010974
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

「ピーポポ・パトロール、しゅつどうだ!」ほし空の中をとんで、ひとしが、むかったさきはひょうたんいけ。ザバーンと、とびだしてきたのは、なんと、カッパでした。

著者等紹介

柏葉幸子[カシワバサチコ]
1953年岩手県生まれ。『霧のむこうのふしぎな町』(講談社)で第九回日本児童文学者協会新人賞、『牡丹さんの不思議な毎日』(あかね書房)で第五四回産経児童出版文化賞大賞を受賞

西川おさむ[ニシカワオサム]
1940年福岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anne@灯れ松明の火

22
「ピーポポ・パトロール」その3。今度の出動要請は、ひょうたん池のカッパ・さんた。初めはお調子者に見えたさんただったが、実は真面目で、一生懸命。そんなさんたに好感を持ったひとしも一生懸命お手伝い。カッパの住処を奪ったのが人間だというくだりも、子どもたちの心に響くと思う。人間とカッパの友情話。いいな♪ 2と3は順番が逆でも問題ないが、できれば1は最初に読むといいと思う。「柏葉幸子さん 読書会」にて。 2019/01/27

ツキノ

13
図書館利用者さんの返却本で、かっぱがわらわら出てくるのがおもしろくで借りてみた。ピーポポ・パトロールという発想がおもしろい。ひとしの葛藤やかっぱのさんたに同調する様子も描かれているのがいい。思わず引き込まれる。三男に読むのに何日かかかってしまった。2015/08/02

遠い日

5
「ピーポポ・パトロール」シリーズ。約束はやっぱり守らないといけません。伝説のままにきゅうりを99本もらってしまったカッパのさんた。あと1本で伝説通りの100本になってしまったら、相手の願いを叶えてあげなければならない。でも何の力もないさんたは、さおりちゃんの願いに応えられないと悩む。ひとしとピーポポが助っ人になって何とか解決策をと応援する。カッパ対人間の構図。これまでの関係の因縁はあるにせよ、やっぱりカッパの長老たるもの人格者だ。八方丸く収まる策ってあるもんだなぁ。さんたとひとしはもう友だち。2022/08/03

ぷりけ

5
さとしは、さんたというカッパに頼まれて、カッパの鏡をおじいさんに渡すことができるのか!?2015/09/08

とりじまカラス

3
今回のお話はシリーズの中でも特に優れた出来でした。 入院しているお母さんに会いたい女の子の想いと、それを見守るカッパ。 さまざまな登場人物の思いやりが嬉しい作品です。2019/02/24

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