出版社内容情報
おなじみシェーラひめ、ファリード、ハイルの三人は、数かずの危機を魔人ライラに助けられ、ダイヤモンドの都にたどりつきました。
内容説明
怪力のかわいいおひめさまシェーラ、気のよわい魔法つかいの男の子ファリード、そして、どろぼうの親分であった少年ハイル。三人とさばくで最強の魔神ライラは、シェーラザードの国を救うべく、ダイヤモンドの都パイユイの地にたどりつきます。そこで待っていたものは…。「シェーラひめのぼうけん」シリーズ第三作。
著者等紹介
村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年長崎県に生まれる。ストーリーテラーの名手として、つぎつぎに作品を発表しつづけている。作品に、『さいさいえりちゃん』(あかね書房/椋鳩十児童文学賞)
佐竹美保[サタケミホ]
1957年富山県に生まれる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なおなお
2
シェーラひめのぼうけん、3冊目。珍しく風邪を引いたシェーラが、魔法の絨毯に乗っている間に落ちて川にのまれて行方不明に… ダイヤモンドの都がアジアンな感じでとても楽しめました。登場人物誰一人として完全に悪い人がいないのが素敵です。 ファリードも頼もしくなるし、ハイルは相変わらずお兄さん的で優しくて強くていいです。2020/02/26
瀬戸晴海
1
再読。「ぼくだけはひめさまのそばにいます」とファリードの約束がとても可愛らしくて、シェーラの幸せを誰よりも望むファリードがとても可愛らしくてファリード好きの私にとってはシリーズの中では一番好きな巻です。愛され、また愛することのできるシェーラの明るさは確かに太陽の子だなあとしみじみ。リーイン陛下がシェーラの言葉にどれだけ慰められたか計り知れません。ハイルもより一層仲間らしくなって、ますます先が楽しみです。頑張れ子供たち!2013/10/06
はなくま
1
「愛してもらえる」という幸せを感じられた作品。2012/05/06
めぐみこ
1
王道・記憶喪失にドキドキハラハラ。ファリードは自分で思ってるより、ずっと強くて勇敢だと思う。「ひめさまが一分でも一秒でも、長くこの世界に生きていてくれるためなら」との決意が切ない。だからこそ「このかんじ、おぼえてる気がする……。わたし、こういうのすきだったかも」に安堵。背表紙にその巻の宝石があしらわれてるのに、やっと気づいた。鈍くてすみません…。2012/01/19
森田
0
大好き