内容説明
ゆかいなうさぎ、いたずらうさぎ。うさぎがとんだ!きみのこころへ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
30
ゆかいなうさぎ、いたずらうさぎ。うさぎがとんだ! きみのこころへ。■なんだこれ 笑♪ つかみどころのない 楽しい絵本を読みました。カンボジアの昔話ですって。■老人から聞き書きしたお話をそのまま絵本にしたそうで、生の民間伝承の面白さが味わえます。商業ベースで繰り返し語り直されちゃうと、変に洗練されるというか、エンタメ的に面白くしようとして、あるいは道徳的に言いたいことを盛り込んだりして、加工されちゃうじゃん。そーなる前の生の伝承って面白いよね。■昔話らしい楽しいお話でした (๑`・ᴗ・´๑) (1999年)2019/08/20
gtn
24
小賢しい者と知恵者の古老との友情。物語の舞台であるカンボジアでは、かつて小賢しい者が増長したことがある。2021/09/24
遠い日
13
カンボジアの昔話を編んだもの。いたずらが過ぎるチュローチュは少しばかり小憎らしい存在だが、年老いたヤギに本当の親切を受けてからは心を入れ替える。小賢しい騙し方でワニをやり込めた時は不穏な結末を予想してしまいましたが、「信じること」「感謝すること」を知った心の平安を感じられる最後でよかった。2017/10/29
おはなし会 芽ぶっく
8
カンボジアの昔ばなし。かちかち山とイナバの白うさぎを足したようなおはなし。カンボジア語でも出版され、収益の一部はカンボジアの子どもたちの未来のために使われるそうです。2019/03/28
雨巫女。@新潮部
7
アンコールワット展にて、立ち読み。(笑)2010/12/03