内容説明
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そしてきょうだい10ぴき。ぼくらはみんなで14ひきかぞく。
著者等紹介
いわむらかずお[イワムラカズオ]
1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒。栃木県益子町在住。主な作品に『14ひきのあさごはん』(絵本にっぽん賞)など「14ひき」シリーズ、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『かんがえるカエルくん』(福音館書店/講談社出版文化賞絵本賞)などがある。98年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・子どもをテーマに活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
85
我が家ですっかりお馴染みになった14ひきシリーズ、今週はタイムリーな「もちつき」のお話。朝早くからかまどに火をおこし、もち米をせいろに入れて蒸し、藁の上に臼を置き、家族みんなで餅をついて丸めていく。きなこやあんこにまぶして出来上がり。祖父母の家で体験した懐かしい風景だが、娘の世代には伝えられないなあ。一抹の寂しさを感じる。湯飲みの中はきっと玄米茶。ネズミ達のもちつきをさりげなく見守る小鳥達のまなざしが優しい。2015/12/20
ままこ
82
ぺったん、とったん、みんなでもちつき。つきたてのおもちおいしそう♬あんころもち食べたいな〜。素朴な鏡餅も良いね。もうすぐ お正月。年の瀬にぴったりほのぼの14ひきシリーズ。2018/12/31
nakanaka
77
この絵本もシリーズもののようです。おそらく有名な絵本なのでしょう。絵を見るとなんとなーく読んだことがあるような。一週間ほど前に実家で餅つきをしたのでタイムリーな絵本でした。餅つきの工程は忠実に描かれているのではないでしょうか。優しい印象の絵本でした。2016/01/05
Natsuki
66
年の暮れに、おじいちゃんの家に集まって、毎年のように行われていた餅つきを思い出す。大雑把なおばあちゃんによるいい塩梅の火加減でふかすもち米。ふかしたてのもち米をつまみ食いするのもお決まり。もちろんつきたてのお餅もつまみ食い。のし餅を切り分ける時に出る切れ端も······そうです、完全につまみ食い担当。今、こんな風に餅つきをしているお家はどれだけあるのだろうか?懐かしくもちょっぴり切ない気持ちで読了( ´ー`)2021/01/28
annzuhime
56
図書館本。母のチョイス。去年は餅つきしたけど、今年はしなかったなぁと思いながら読んだ。さっちゃんが思ったよりも子どもっぽくなくて、小学1年生の長女がビックリしてた。餅つきの準備からちゃんと説明してくれているので面白い。2歳の三女はやっぱりとっくんが気になってた。2021/01/08