著者等紹介
丸山陽子[マルヤマヨウコ]
1971年、東京都生まれ。第3回昭和シェル現代美術賞入選。もともとは絵画や彫刻を制作していたが姪の誕生をきっかけに絵本をつくりはじめる。小沢正氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hideto-S@仮想書店 月舟書房
78
おおきな森の小さなおうちにはいろんな動物がやってきます。くまは歩く、どっしどっしどっし。しかはこつこつこつ。きつねはびょんふわりすとん。ほかにもとんとんとん。すたたた たん。留守番している女の子は動物たちに「しずかにしずかに」と注意します。それはね……。作者の丸山陽子さんはもともと現代美術の作家でしたが、姪の誕生をきっかけに絵本を作るようになったとのこと。2012年7月初版。2015/08/23
千穂
34
クレパスで描いたような優しい絵。多分ラストは?想像を裏切らないところがよい。 新緑が爽やかな今の時季にぴったりの絵本。2017/06/05
マツユキ
21
表紙に惹かれて。大きな森の小さな家で…。逆に山の音に耳を澄ましたくなる。女の子と動物たちのやりとりに、ほっこりしました。2022/02/25
たまきら
21
か、かわいすぎる…女の子もかわいければ登場する様々な動物も。ま、大人は最後はこうなるだろうなあ…と正直わかってしまうんですが、オタマさんはわあ!と大喜び。君が寝てようやく家事ができるオカンの気持ちはこんな感じだったよ。2018/02/27
sui
14
大きな森の中の小さなお家でお留守番をする女の子。次々と動物たちが訪ねて来ますが・・・「しずかに、しずかに」。あぁ、そういう事だったのね、と微笑ましいラスト。緑が一番きれいな今の時期に読むのがピッタリな絵本です。木々や、その間から漏れてくる木漏れ日のあたたかさまで感じられるような絵でした。2016/06/02