内容説明
夏休みの絵日記のことで、おかあさんとやりあって、キレた。ぼくは、かいじゅうになった。ガオーっと、火をふいた。ひとりぼっちになったんだ…。
著者等紹介
後藤竜二[ゴトウリュウジ]
1943年北海道生まれ。早稲田大学文学部卒業。『白赤だすき小○の旋風』で日本児童文学者協会賞、『野心あらためず』で野間児童文芸賞(いずれも講談社)。「季節風」同人。日本児童文学者協会会員
鈴木びんこ[スズキビンコ]
1955年埼玉生まれ。グラフィックデザインを学び、プロダクションのデザイナーを経て’85年よりフリー。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
12
夏休みも後一日。そんな時に本気でおかあさんとぶつかって、やりあってしまったぼく。この夏休み中「つまらなかった」わけを、おかあさんはわかっていない。その悔しさと寂しさに負けそうになったとき、救われたのはやっぱり、友だち。友情の復活。夏休みは終わるけれど、ぼくの新しい時間が始まる。2015/07/22
Lesen
7
明日で夏休みも終わり。宿題は全部やった。お母さんも褒めてくれたけれど、絵日記を見たお母さんは笑顔から般若顔に。お母さんと喧嘩になった。夏休みがつまらなかった理由があるんだ。だけど分かってくれない。お母さんとのやり取りは一緒だなぁと苦笑。寂しさを吹き飛ばしてくれるのはやっぱり友達。子供の気持ちに寄り添った絵本で良いお話です。2016/10/06
yassy
1
絵本にしては長いけど、いいお話。小学生になったら読ませたいかな2012/08/25