出版社内容情報
川へ入ったぼくは、足を滑らせて、溺れそうになった。その時助けてくれたのが、カッパだった。
内容説明
川でおぼれそうになったときたすけてくれたのは…なんと、カッパだったんだ。そして、川であそぶいろんなじゅつをおしえてくれたんだよ。
著者等紹介
阿部夏丸[アベナツマル]
1960年愛知県豊田市に生まれる。幼稚園絵画講師、書店店長を経て文筆生活に入る。作品に「泣けない魚たち」(第11回坪田譲治賞/第6回椋鳩十児童文学賞・ブロンズ新社)「オタマジャクシのうんどうかい」(第14回ひろすけ童話賞・講談社)他多数。ワークショップや講演会で川あそびの楽しさを伝えている
渡辺有一[ワタナベユウイチ]
1943年旧満州に生まれる。日本デザインスクール、武蔵野美術短期大学卒業後、子どもの本の世界に入る。絵本に「ねこざかな」(1983年度ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞・フレーベル館)「はしれ、きたかぜ号」(1985年絵本にっぽん賞・童心社)他作品多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら
26
とっても素敵な話でした。川で泳いだことないので憧れます。子供の頃に、ザリガニ、おたまじゃくし、トンボ、蝉などを捕って遊んだの、楽しかったな~。自然の中で遊んだ記憶は一生の宝物ですよね!2018/01/30
ヒラP@ehon.gohon
18
調子にのって川で溺れそうになった少年と、カッパのスリリングで、心暖まる物語です。 川の楽しさがいっぱいつまっています。 いきなりゴジラの絵が出てきたり、カッパのごちそうが予想もつかないものだったり、意外性も印象的です。 でも、誰もがカッパに会えるわけではないので、子どもたちはマネをしないでくださいね。2020/06/24
いっちゃん
8
カッパのごちそうは、けっこう素敵な物やったよ。2019/06/26
紅花
6
題名と絵から想像も付かないほどの清らかな川の流れを感じる。少年とカッパの交流の世界が幻想的。これを読んだら、誰だって川遊びしたくなる。文字も多く、所要時間少し長めの11分。2014/07/14
こどもふみちゃん
6
河童は子供の笑顔があると、元気に太るが、最近は元気に川で遊ぶ子供が少なくてやせっぽちなんですって(^-^)4・5・6・7・8歳向け。2011/06/19