出版社内容情報
食べ物の神おおげつひめの娘さくらさひめは、母の死を契期によい種を伝えようと旅に出ます。 SLA選定
内容説明
おかあさんの死をきっかけに、たねの神さくらさひめは、よいたねを伝えに、友だちの赤がりにのって旅に出ます。とちゅう、さまざまな神たちに出会いながら、さくらさひめの大しごとは…。
著者等紹介
古田足日[フルタタルヒ]
1927年愛媛生まれ。児童文学作家・評論家。戦後の日本の児童文学をつねにリードしてきた
福田岩緒[フクダイワオ]
1950年岡山生まれ。絵本作家。親しみやすい絵柄と鮮やかな色づかいのイラストで親しまれている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
17
神話が、楽しい冒険物語として描かれています。 馴染みのない神様ばかりですが、お話としては違和感はありません。 最後にそれぞれの神さまの紹介があるので、それから読み直すと、神話としての理解も深まるのかも知れません。 「さくらさひめ」というタイトルから、花の神様かと思っていました。2021/02/10
遠い日
8
奥ゆかしさを感じる日本の伝説物語。タネの神様、さひめの母との約束を守る行動が凛々しく、健気に迫ります。この国を豊かにするための、タネの普及と尽力。小さな体で精一杯の勇気を振り絞って、困難に立ち向かう。桜の花たちの応援も小気味いい。2019/12/17
たむら
0
小学生の時に読んだことがある。アシナズチ、テナズチ覚えてた。2015/11/14
Y子
0
ほんとの神様なのかな?みかずちひどい。2014/10/29
ビッケ
0
〝さくらさひめは強いな〜〟〝ぼくもさくらさひめと一緒に、大きな鳥に乗って、旅をしてみたいな〜〟と思いました。2013/11/09