出版社内容情報
沖縄のガジュマルの木には、ふしぎな力を持つきじむなーがすんでいて、少年とんとんみーと友達だ。 中央児童福祉審議会推薦/SLA選定
内容説明
南の島の小妖怪と少年の愛と勇気の物語。幼児~小学低学年以上。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつばちい
12
沖縄のお話。沖縄の妖怪キジムナーは仲良しのとんとんみーを捕まえて食べてしまった男の子に復讐をしようとする。ところがハブを送り込もうとしたら、三線になったり、花になったりしてどうしても懲らしめることができない。やがて男の子と話し、彼もとんとんみーと呼ばれていることがわかった。しだいに彼に心惹かれていくキジムナーは、男の子を巨大だこから守るためにあるものに変化するのだった、、、 2017/11/22
いっちゃん
10
きじむなー目線で見ると、何だかかわいそうなお話。二度も友達と別れ、自分は木に。沖縄では有名なお話なのかな?2015/11/26
miyu
4
もうすぐ沖縄に行くので読み聞かせ。なかなか沖縄に関する絵本がないので、見つけられてよかったです。アダンの木ってどの木のことなのか調べてみたいと思います。4歳6ヶ月2017/12/23
ヒラP@ehon.gohon
4
友達思いのキジムナーと母親思いのとんとんみー。 出会いはともだちを失ったキジムナーの復讐が、少年とんとんみーの母を思う心にサンシンに変わり、きれいな花に変わってしまいます。 お礼を言うためにとんとんみーがキジムナーを追いかけたところで、二人は出会いキジムナーは憎しみを捨てるのです。 理解し合うことがいかに大事か、この絵本は語ってくれます。。 憎しみに終わらない沖縄ならではの心の広さを感じました。 沖縄の守り神のキジムナー、あだんに変って沖縄の人たちには親しみのある木の伝説でした。 2011/01/04
トト
2
沖縄生まれのバイオリニストのライブで コラボの読み聞かせに。古い沖縄民謡の歌詞があるのだけど 楽譜がないので本人に創作してもらい 歌ってもらえたら楽しいなあ。2017/01/27