出版社内容情報
イチョウの木の中で出会った少年と動物たちの不思議な交流を、絵本画家梶山俊夫が心を込めて描く。 SLA選定
内容説明
ひとおつ、ふたあつ、みっつ…。そのときろっぺいちゃんはふしぎなことにきがつきました。みみのなかでもうひとつべつのこえがかぞえているのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
16
かくれんぼのオニになったろっぺいちゃんが、百数えるまでに起こった不思議なできごとです。 夢だったのでしょうか。 残っていたいちょうのバッジが印象的です。 実在する大いちょうの樹から発想したおはなしのようですが、太くて高いいちょうの大樹には、何か住んでいそうな気がしますね。2019/12/22
遠い日
12
大きな大きな木は、それだけで秘めたものを抱えているように思えるから不思議だ。ろっぺいちゃんの聞いたこと見たことは、楽しいファンタジー。イチョウの大木の、ろっぺいちゃんへのサプライズ。夢じゃなかった証は、ちゃんと残っている。2019/12/02
雨巫女。@新潮部
11
《市役所-待合室》私の熊本市の母校(小学校)には、大きな銀杏の木が、ありました。こんな風になってたら、いいなあ。(笑)2019/04/02
憩子
3
これも行きて還りし物語。この絵本を読みながら、誰でも想像すれば非日常の世界へ遊びに行って帰ってくることができるなと改めて思いました。2020/10/08
こどもふみちゃん
3
4・5・6・7歳向け。 大きなイチョウの木の中は、地下一階まである5階のお部屋のあるアパートだったのです。もういーかい・・・と遊んでいるときにカラスに誘われてはいって行きました。2011/02/16