内容説明
フリーマーケットでかった、おもちゃのパトカー。「ピーポポ・パトロール、よろしくおねがいします」おみせのおにいさんに、ぴしっとけいれいされて、ひとしも、おもわず「はいっ!」…そのひのよる…。
著者等紹介
柏葉幸子[カシワバサチコ]
1953年岩手県生まれ。『霧のむこうのふしぎな町』(講談社)で第九回日本児童文学者協会新人賞、『ミラクル・ファミリー』(講談社)で第四五回産経児童出版文化賞を受賞
西川おさむ[ニシカワオサム]
1940年福岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
22
フリーマーケットで買ってもらった、おもちゃのパトカー。ピーポーピーポーでなく、ピーポポピーポポと息切れしたようなサイレン。でも、バカにしちゃいけないよ。不思議な不思議なパトカーだったんだ。ひとし、いいお買い物をしたね。最後の、夢ではなく、本当だったんだとわからせるエピソードが良かった♪ 西川おさむさんの色数を抑えた挿絵もいい。「柏葉幸子さん 読書会」にて。 2019/01/27
ツキノ
11
図書館はふたり勤務で休憩はひとりだったためその時間に読む。『百本きゅうりのかっぱのやくそく』を三男と読んでいる途中なのだけれど、シリーズだと知り、1作目から。敬礼がたまらん。2015/07/30
さくらもち
8
ひとしがフリーマーケットで買ってもらった、おもちゃのパトロールカー。なぜかピーポポ、ピーポポって、息切れしてるみたいな音しかでません。けど実は、おばけが困っているときにかけつけるピーポポパトロールカーだったのです。小学校1年生におすすめ。2013/07/13
遠い日
6
シリーズ1。シリーズ3から読んでしまったので、ピーポポ・パトロールの由来がここでわかってよかった。おばけが困った時に出動して助けるのが、ピーポポ・パトロール。何にも知らないひとしが突如呼び出された学校の体育館では、大変なことが起きていた。さらには、夜の動物園やら町への迷子探しに奔走する。出てくるのはみんなおばけ。かわいくて、ちょっとほろりとさせられるあたり、柏葉幸子さんのいいさじ加減。2022/09/03
うっきー
6
ピーポポパトロールシリーズ2冊目。夏休みの読書感想文に娘が選んだ本です。 現代風なファンタジーで、私も和みました。2015/09/01